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リフォーム事業におけるチラシの効果と作り方について解説

2023/04/05 | 最終更新日時:2024/07/08

リフォーム事業におけるチラシの効果と作り方について解説

「リフォーム事業のチラシの作り方がわからない」
「効果が出ている気がしない」
このような悩みを抱えている担当者は多いのではないでしょうか。
チラシは届けたい場所だけに配布できるメリットがあるため、ターゲットがハッキリしていることで効果を発揮しやすくなります。
ここからは、ターゲットの決め方などチラシ作成のポイントや作り方について紹介します。
最後まで読むことで効果的なチラシを作成できるようになりますよ。

チラシの効果

一般的に、新聞折り込みチラシの問い合わせ率は10,000部あたり1~2件だと言われています。
問い合わせた人がすべて受注するわけではないため、受注率はさらに下がるでしょう。
最悪の場合、受注率は0件なんてこともあり得ます。
しかし、チラシの効果を最大限発揮できれば問い合わせ数を上げ、10,000部の折込チラシで3件の受注が可能になるのです。
0件から3件に増えたらとても嬉しいですよね。
チラシのメリットはアプローチしたい場所を選んで配布できるところにあるため、一軒家やマンションなど対象を絞ることでさらに受注率を上げることができます。
他には、新店舗の開店や地域密着型の店舗、ネットの利用が苦手なお年寄りにも効果的です。
さらに、定期的に配ることでお客様の印象に残るため、効果が高くなります。

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コラム12
チラシ配布で集客率アップ?配布方法や種類、効果を得るコツを徹底解説

リフォーム事業におけるチラシの反響率

反響率とは、チラシを配って実際に問い合わせや受注につながった割合のことです。
「反響数÷チラシを配布した枚数×100」で求められます。

一般的な割合は新聞折り込みで0.01%~0.3%、ポスティングで0.1%~0.3%と言われています。例えば10,000枚のチラシを配布した場合、多くて30件ほど反応がある見込みだということになります。

しかし、リフォーム業の受注金額は高く、ほかのリフォーム会社との競争も激しいです。そのため、反応率が0.1%を下回ることもあり、10,000枚の配布で1~2件の反応しかないことも珍しくありません。
受注を増やすためには、ターゲットに読まれるチラシを作成し、反響率を高める必要があります。

反響率を高めるためには、誰に読んでもらい、読んだ人にどのような行動を取ってほしいのかを考えてチラシを作成しましょう。ホームページに誘導したいのか、問い合わせをしてほしいのか、チラシの目的をはっきりとさせることが重要です。
この記事でも、反響率を高める施策としてターゲットに読んでもらえるチラシ作りについてお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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コラム14
チラシの費用対効果を算出する方法とは?手順やポイントも?

リフォームのチラシ作成するときのポイント

はじめに、チラシを作成するときのポイントについて紹介します。

【チラシ作成のポイント】
  • ターゲットを決める
  • 自社の強みを整理
  • デザイン・サイズの決定

それぞれ解説していきます。

ポイント.拭璽殴奪箸魴茲瓩

1つ目のポイントは、ターゲットを決めることです。
ターゲットを決めることで掲載するコンテンツが決まってきます。
ターゲットは大まかに決めるのではなく、顔が思い浮かぶくらい詳細に決めましょう。
たとえば、お風呂のリフォームを売り出したいとき「夫婦」だけではなく「子どもの手が離れて二人でゆっくり余生を楽しみたい定年間近の夫婦」とした方が具体的に何を掲載するのか決まりやすくなります。
なぜかというと、ターゲットが「夫婦」だけだと年齢層や環境も違うため、当たり障りのない中途半端なチラシになってしまうからです。
ターゲットが明確だと誰に伝えたいチラシか、はっきりするため、営業効果の高いチラシを作ることができます。

ポイント⊆社の強みを整理

次に自社の強みを整理しましょう。
自社の強みを整理して記載することで、お客様に自社の魅力を伝えることができます。
このとき、他社との差別化を図ることでお客様に印象を与えることができます。
しかし、自社の強みが安心安全にリフォームを行うことの場合、他社との差別化は難しいでしょう。
この場合、安心安全の理由を明確に伝えることで他社との差別化を図ることができます。
たとえば「顧客満足度90%以上」や「リフォームのプロが在住」など安心安全をうたう理由を記載することで他社との差別化が図れます。
そのためには、自社の強みを整理してターゲットや目的に合わせて使い分けられるようにしておきましょう。

ポイントデザイン・サイズの決定

最後のポイントは、用紙のデザインやサイズを決めることです。
見やすいデザインを心がけるのはもちろんのこと、企業イメージやターゲットに合わせたデザインにしましょう。
どんなにいい内容が盛り込まれていても、見づらいデザインのチラシはお客様に見てもらえません。
さらに、企業イメージに合わせたデザインにすることで、企業のイメージを後押しできます。
また、デザインを決めるうえでサイズも重要です。
内容を盛り込んでも見にくくならないように大きめのサイズにしたり、裏表を使ったりするなどデザインに合わせたサイズを選びましょう。

リフォーム店のチラシの作り方

チラシ作成時のポイントについて紹介しました。
ここからは、リフォーム店のチラシの作り方について紹介します。

  • 「誰に」「何を」売りたいか明確にする
  • 商品の載せ方を考える
  • 料金を明確にし、目立たせる
  • 安心感・信頼性をアピール
  • リフォームを掲載する
  • 分かりやすいタイトルやキャッチコピーをつくる

それぞれ見ていきましょう。

作り方 崔に」「何を」売りたいか明確にする

「誰に」「何を」売りたいか明確にすることでチラシに掲載する内容が決まってきます。
「誰に」とは、ターゲットのことです。
チラシ作りのポイントでも紹介しましたが、ターゲットの選定はとても重要です。
「何を」とは、自社の強みや売りたいポイントのことです。
たとえば、おしゃれなデザインや高齢者でも住みやすい間取りの提案、水回りのリフォームなどがあります。
チラシの効果を最大限発揮するためにはこの2つを明確にしておきましょう。
ここが曖昧になってしまうとターゲットの元にチラシが来ても自分ごととして考えず、チラシを見てくれない可能性があります。
リフォーム店のチラシに関わらず、チラシを作るときは「誰に」「何を」売りたいか明確にしましょう。

こちらの記事では、見やすいチラシの作り方について解説した記事になります。

コラム30
見やすいチラシの作り方のポイントは?見やすいチラシのコツを紹介

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いろいろな種類の商品を1枚のチラシに載せる場合、同じ種類の商品をまとめて掲載するようにしましょう。
リフォーム場所は主にキッチンやトイレ、お風呂など水回りが多いです。
全部の商品をバラバラに載せていると見づらいチラシになってしまいます。
見づらいチラシだと、お客様も目当てのものが探せず興味が離れてしまいます。
スーパーのチラシでもお肉や野菜はまとめて掲載されていることが多いです。
商品をまとめることによって、お客様の興味を離さないように工夫しています。

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リフォーム代金の工事費用や商品の費用など細かく記載しておきましょう。
リフォームの代金は工事費用によって変わります。
そのため、総額でいくらかかるか、大体の金額を知りたいお客様も多いです。
一般的な工事費用や商品の費用など金額を明確にしておくことで、お客様も安心して問い合わせができます。
一般的な工事費用が難しければ、直近の工事の費用でも問題ありません。
料金はできるだけ明確に記載することでお客様の不安を少しでも減らすことができます。

作り方ぐ多幹供信頼性をアピール

リフォームは安い買いものではありません。
さらに、何十年も使うもののため、安心感や信頼性のアピールは必ず取り入れましょう。
「安心・安全」という言葉だけでは信ぴょう性に欠けてしまいます。
そんな時は、保証や施工実績を載せることで信頼性をアピールできます。
他には、作っている人の顔写真や似顔絵も安心感を与えられます。
知らない誰かが作っているものよりも、顔を知っている人が作っているものの方が安心できますよね。
さらに、安心感・信頼性は他企業と迷った時の後押しになります。

そのため、安心感・信頼性のアピールは取り入れるようにしましょう。

作り方ゥ螢侫ームを掲載する

実際のリフォーム事例を掲載することで、どんな家になるか想像しやすくなります。
たとえば、屋根のリフォームが得意な企業であれば屋根のリフォーム結果を載せるようにしましょう。
一番自信のあるリフォーム例を載せることで営業効果が出やすくなるのです。
ビフォーアフターが明確になると快適な生活を想像させやすくなるため、今までリフォームに興味なかった人の興味を引くことができます。

作り方κかりやすいタイトルやキャッチコピーをつくる

タイトルやキャッチコピーは誰が見てもわかるようにしましょう。
専門用語は使わず、小学生でもわかるようなキャッチコピーが望ましいです。
新聞の折り込みチラシや投函されているチラシをしっかり見る人は少ないでしょう。
パラパラとチラシをめくっているときに手が止まるような、一目でわかりやすいタイトルやキャッチコピーが必要です。
そのためには、小学生で学習するまでの言葉を使うようにしましょう。
さらに、タイトルやキャッチコピーは用紙の左上に記載すると、より目を引きやすくなります。

関連記事:
コラム11
キャッチコピーにインパクトのあるチラシについて解説しています。キャッチコピーにお悩みの方は参考にしてみてください。

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上記2つを決めたうえで掲載するコンテンツを決めましょう。
内容が盛りだくさんのパンフレットも見ごたえがあって素敵ですが、見づらくなってしまうとパンフレットの内容に目を通してもらえない可能性があります。
パンフレットは見やすさも大切なポイントのため、掲載するコンテンツの優先順位を付けることで見やすいパンフレットを作成できるのです。
そのため、パンフレットに掲載するコンテンツは目的やターゲットを決めたうえで厳選しましょう。

リフォームのチラシで集客力をあげるポイント

最後に、リフォームのチラシで集客力をあげるポイントについて紹介します。
以下のポイントを押さえておくだけでも集客力の上昇が見込めます。

【集客を上げるポイント】
  • ターゲットが多く住むエリアにポスティング
  • 継続的に続ける
  • オンライン広告やSNSも活用する

それぞれ解説していきましょう。

集客力上げる.拭璽殴奪箸多く住むエリアにポスティング

集客力を上げるのであればポスティングエリアは大切です。
ターゲットにしたいお客様が多く住んでいるエリアを重点的にポスティングすることで集客力をあげられます。
たとえば、バリアフリーのリフォームを提案するのであれば、高齢者が多く住むエリアにポスティングするのが効果的です。
新築の家が並ぶところにポスティングしても、すぐにバリアフリーの家にリフォームしたいとはなりづらいですよね。
そのため、ターゲットが多く住むエリアにポスティングすることで効率よく集客力を上げることができます。

集客力上げる継続的に続ける

ポスティングは継続することで集客力を上げることができます。
どんなチラシも1度見ただけで効果は出ません。
1度見ただけで効果があるのは、前々からリフォームがしたいと思っている人だけです。
集客力を上げるためには、リフォームに興味がなかった人の興味を向けるところから始まります。
そのため、継続的にお客様の目にチラシを入れることで、リフォームに興味を向ける必要があるのです。
特に春はリフォームの需要が増えます。
そのため、春に合わせて冬のうちに多めにポスティングするといいでしょう。

集客力上げるオンライン広告やSNSも活用する

SNSが普及しているため、チラシだけでなくオンライン広告やSNSも活用しましょう。
オンライン広告やSNSを活用することで、集客力をさらに上げることができます。
SNSを検索する人はリフォームを検討していて頼もうか迷っている人です。
ここで検索が素早くできないと離脱して、他社に依頼してしまう恐れがあります。
その離脱を防ぐためにSNS検索をしやすくしておきましょう。
サイトのURLを記載しても入力が面倒で離脱の原因になります。
SNSのQRコードやアカウント名を記載して、詳しい施工事例を見てもらうようにすると集客力アップにつながります。
特にSNSは写真をたくさん載せることができるため、リフォーム事業にはぴったりのツールです。

リフォーム事業のチラシ デザイン事例

ここからは、実際に反響率の高いリフォーム会社のチラシを5つご紹介します。
どの事例も、施工事例の写真の掲載を基本としつつ、会社や地域の特徴を考慮したさまざまな工夫がなされています。自社の経営規模や事業内容、地域環境と近い会社をヒントに、チラシの反響率を高め受注につなげましょう。

デザイン事例(疹招工ウインググループ(愛知県東海市)

愛知県東海市の平松建工ウインググループは、リフォームだけでなく、新築の建設など幅広い事業を展開しています。しかし、一枚のチラシで自社のすべてのサービスを伝えようとするのではなくリフォーム内容によってチラシを分け、ターゲットにわかりやすく伝える工夫をしています。
例えば、内装リフォームは料金よりも会社の独自性やデザインで選ぶ人が多いです。そのため、施工事例の写真を前面に掲載し、こんな部屋にしてみたいと思わせるチラシになっています。
一方、定期的なメンテナンスが必要な外装リフォームは、競合との価格競争が激しいため、価格や割引率などをわかりやすく伝えています。

デザイン事例▲侫ーシンク(島根県出雲市)

フォーシンクは、島根県出雲市と松江市にある地域密着型のリフォーム専門会社です。対象エリアは車で15分圏内と限定しているため、チラシにはリピーター獲得するための工夫がちりばめられています。
例えば、通常のリフォームメニューに加えて、無料から3万円程度の小規模のリフォームを掲載し、問い合わせのハードルを低くしています。小規模なリフォームに誠実に対応して、信頼関係を築き中規模・大規模なリフォームにつなげているのです。
また、掲載しているメニューごとの事例とあわせて二次元コードを掲載して、ホームページへ誘導しています。自社のリフォーム内容をそれぞれしっかり見せる工夫をしています。

デザイン事例アイテリアナカムラ(神奈川県相模原市)

神奈川県相模原市にあるアイテリアナカムラのチラシは、集合住宅用と戸建用でチラシを分けています。これはターゲットを絞りこみ、読む人に自分事だと感じてもらいたいからです。そのため、同じ集合住宅でも、マンションへは2~3カ月に1回、リノベーション可能な団地へは3週間に1回のペースでチラシを配り、それぞれ売りたい商品を掲載しています。
特に全体の売り上げの57%を占めるマンション向けのチラシでは、単価の高いキッチンや風呂を中心とした構成となっています。しかし高額な商品といっても、無料サービスが付随することをわかりやすく伝えているため、読む人にとってお得感も感じられるチラシとなっていることでしょう。

デザイン事例CONY JAPAN(大阪府大阪市)

大阪市にあるCONY JAPAN(コニージャパン)は、顧客ニーズに沿ったチラシを作り、反響率を高めている会社です。使用頻度が高く劣化しやすいガスコンロやトイレなどを中心に掲載しているため、「そろそろ交換時期かな」と読む人の興味をそそるラインナップとなっています。
また、同じ機能の商品を目に入る範囲にうまく配置しています。そして、同じ商品でも松竹梅と3つの価格帯を準備し、比較させつつも自然と中程度の商品に目がいくような工夫が施されているのです。このような心理テクニックを盛り込み、顧客の興味を逃さないようにしています。

デザイン事例ゥカムラホーム(千葉県八千代市)

千葉県八千代市のオカムラホームのチラシは、リフォームの内容や金額を伝えるのではなく、断熱効果を伝えその必要性を説いています。表面には断熱リフォームで光熱費の削減ができるというメリットや、生活面や健康面でのベネフィットをイラストとともに伝えています。裏面にはビフォーアフターや効果の検証、実際に依頼した人の口コミなど、1枚のチラシで断熱リフォームセミナーのような構図になっているのが特徴です。
また、一般的なチラシと比べて厚めの紙を使用しているため、高級感があり手に取ってもらいやすいでしょう。リフォームの必要性を訴えて競合との差別化を図っている事例となっています。

ターゲットに合わせた継続的なポスティングで集客力を上げる

チラシの作り方やポイントについて紹介しました。
リフォーム事業だけでなく「誰に」「何を」売りたいのか明確にすることでチラシに掲載する内容が決まってきます。
今までなんとなく作っていたチラシも、「誰に」「何を」売りたいのかを頭の片隅に置いて作成してみてください。
掲載する内容が今までと少し変わってくるのではないでしょうか。
さらに、集客力を上げるためにはターゲットに合わせたエリアでの継続的なポスティングが必要です。
そのためにはたくさんのチラシを用意する必要があります。
チラシ印刷のプリントダップでは、集客力を上げるための「チラシ」の印刷を行っています。
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