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パンフレットの作り方の流れと制作のコツについて解説

2021/12/02 | 最終更新日時:2025/02/07

パンフレットの作り方の流れと制作のコツについて解説

商品やサービスの紹介、会社の事業案内等、パンフレットはありとあらゆる場面で用いられています。非常に親しみのあるタイプの印刷物ですが、実際に作るとなると「何をどうすればいいの?」と迷ってしまうこともあるはずです。そこで、パンフレットの作成をお考えの方のために、パンフレットにはどんな種類があるのか、また、作り方のポイントなどをお伝えします。

パンフレットの種類

はじめに、パンフレットの種類を解説します。
パンフレットは形によって、以下の4種類に分けられます。

  • 2つ折り
  • 3つ折り
  • 観音開き
  • 中綴じ

2つ折り

2つ折りは、用紙を真ん中部分で2つに折り曲げたパンフレットを指します。
2つ折りタイプのパンフレットは、文庫本のように見開き型の形をしています。
注目させたいページを開いた時に見せることで、インパクトを大きくできます。店舗名やパンフレットのタイトルは表紙に、地図などの補足説明は裏のページに配置するケースが多いです。

3つ折り

3つ折りは、用紙を3等分したパンフレットのことです。ページ数は外側3ページ、内側3ページの計6ページです。
3つ折りタイプのパンフレットは、2つ折りタイプのパンフレットよりも情報を分割しやすい特徴があります。より詳しい内容を記載したい場合に有効な方法です。

観音開き

観音開きは、用紙を4等分し、折り込んでいった形のパンフレットを指します。ページ数としては、外側4ページ、内側4ページの計8ページになります。
観音開きのパンフレットは、ページごとに情報を分けて載せやすいので、情報を分かりやすく分類できるメリットがあります。
情報量が多い場合や、情報を細かく分割して伝えたい場合におすすめの方法です。

中綴じ

中綴じタイプは、冊子型のパンフレットを指します。半分に折った用紙を重ねて、糸などで閉じて作ります。
いくらでもページ数を増やせるので、一枚の紙に伝える内容を抑えきれない場合におすすめの方法です。しかし、ページ数が増やせるとはいえ読み手のニーズに合わせた情報の取捨選択は大切です。

関連記事:
コラム47
無線綴じと中綴じの違いは?綴じ方の特徴とそのメリット・デメリット

パンフレットの制作の流れ

つぎに、パンフレット制作の流れを解説します。ご紹介する流れに沿って制作すれば、ユーザーにとって読みやすいパンフレットが作れます。

目的を明確にする

まずは、パンフレット制作の目的を明確にしましょう。目的を明確化すればパンフレット制作のゴールが見えてきます

例えば、以下のような目的が考えられます。

  • 「店の集客に利用したい」
  • 「わかりやすい商品説明をおこないたい」
  • 「イベントの告知をおこないたい」

目的が明確でないままパンフレット制作をはじめると、失敗する可能性が高くなってしまいます。制作したパンフレットを何に役立てたいのかを、明らかにしましょう。

ターゲットを明確にする

つぎに、ターゲットを明確にしましょう。ターゲットを明確にすれば、パンフレットに記載する情報やデザイン決めがスムーズにできます

ターゲットを決める際には、詳細なペルソナ設定までおこなうことをおすすめします。ペルソナとは、「詳細な情報まで決められた商品などのターゲットとなる人物像」を指します。
ペルソナを考える上では、年齢、性別、職業、趣味、などの情報を明らかにしましょう。

例えばパン屋の宣伝に使うチラシでは以下のようなペルソナが考えられます。
「40歳の主婦。育児に余裕が出てきてパートで働き出した。趣味はテニス。」
ターゲットを明確にすれば、「パンフレットに何を記載するのか」、「どのようなデザインにするのか」を決める際に役立ちます。

掲載するコンテンツ決め

ターゲットを明確にした後は、掲載する内容を決定しましょう。
パンフレットの掲載コンテンツとしては以下の内容が考えられます。

  • 店舗や商品のアピールポイント
  • 営業時間
  • 店舗の周辺地図
  • 店舗内の雰囲気
  • サービス内容

掲載する情報は、パンフレットの目的から逆算して考えましょう。例えば、パン屋の新規オープンの集客が目的の場合、以下のような情報が考えられます。

  • メインコンテンツ「パン屋が新規オープンする」
  • サブコンテンツ「他店とは違う独自のアピールポイント」「店内情報」「営業時間」「周辺地図」「販売しているパンの写真」「値段」

メインコンテンツは目的に直結する内容とし、その他に必要なサブコンテンツを決めましょう。

パンフレットのデザイン・構成・サイズ決め

掲載内容が決まった後で、構成やデザイン、サイズを決定しましょう。
構成やデザインは、メインコンテンツを表紙で大きくアピールし、サブコンテンツは表紙の次ページに盛り込むのがおすすめです。

デザインはパンフレットのターゲットに刺さるデザイン作成が大切です。販売する商品がある場合、きれいな写真撮影も求められます。
サイズに関しては、パンフレットを置く場所や配布方法に適したサイズを選びましょう。デザインや文字が見やすいサイズでの作成も大切です。

制作予算、納期決め

最後に、制作予算や納期を決定しましょう。
制作予算によって作れる枚数や、パンフレットの質が変わります。パンフレット作成を外注する方法もありますが、外注した場合の相場は数十万円と高額な費用がかかります。
予算はいくらまで出せるのか明確にしておきましょう

目的に合った納期決定も重要です。例えば、パンフレット作成の目的が「新規オープン時の集客」の場合、新規オープン時よりも前に納期設定しておくことでスムーズな集客を期待できます。
制作予算、納期を明らかにし、パンフレット制作の流れを決めましょう。

パンフレットを自分で作成する方法

つぎに、パンフレットを自分で作成する方法を解説します。自分で作成する場合、Wordを使用する方法と、テンプレートを使用する方法の2つがあります。

Wordを使用

Wordでもパンフレット制作は可能です。Word内には、パンフレット制作に使えるテンプレートが豊富にあります。
テンプレートから好きなデザインを選んで、文字部分を自分の店舗情報などに書き換えればパンフレットとして使用できます。
しかし、Wordでのパンフレット制作は「アレンジが難しい」「テンプレートの種類が豊富ではない」などのデメリットがあります。

パワーポイントを使用


主にプレゼンテーションの作成などに使用されるパワーポイントですが、パンフレット制作にもおすすめです。利用者も多く、直感的な操作で初心者でも扱いやすい点が魅力になります。

豊富にあるテンプレートが利用できますが、自由なレイアウトでもデザイン可能です。白紙の画用紙のように好きな位置にテキストや画像を入れて、独自性のあるパンフレット制作ができます。

パワーポイントはクラウドベースでの共同編集が可能です。リアルタイムでの意見交換やフィードバックが行えるため、作業効率の向上に繋がります。

イラストレーターを使用


デザイン専用のソフトとして開発されたイラストレーターは、初心者からプロフェッショナルまで幅広く利用されているツールです。使いこなせば、オリジナリティの高いパンフレット制作ができます。

思い通りのレイアウトが可能で、好きな位置に文字や画像を配置できます。図形やイラストの作成に強みを持っているため、独自性のあるデザイン作りが可能です。ベクター形式のデータを使うため、拡大・縮小しても画質が劣化しない特徴があります。

イラストレーターは、さまざまな機能と豊富なテンプレートが魅力です。ですが、プロ向けのツールのため、初心者は操作に慣れるまで時間が必要です。利用にもライセンス料金を支払う必要があるため、使いこなすまでの時間とコストが必要なことを理解しておきましょう。

テンプレートを使用

自分でパンフレット制作をする際におすすめなのが、パンフレットやチラシ作成専門サービスの、テンプレートを使用する方法です。
専門サービスのテンプレートを使用すれば、簡単にデザイン性の高いパンフレットを作成できます。デザインセンスに自信がないけれど、クオリティの高いパンフレットを作りたい場合は、専門テンプレートの使用を検討しましょう。
印刷までセットで行ってくれる場合もあるので、印刷の手間を省きたい場合にもおすすめです。

関連記事:
コラム2
無料で使えるデザインテンプレートのメリットと便利ツールを紹介

パンフレットのメリットとは?

本記事にてパンフレットの種類や作る際のポイントについて知ることが出来たと思います。では、パンフレットを利用するメリットは何でしょうか?
別記事にてパンフレットのメリットについてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:
コラム52
パンフレットのメリット・デメリットを徹底解説

パンフレットを自分で作成する場合デザインのコツ

最後に、パンフレットを自分で作成する場合のデザインのコツを紹介します。自分で作成する場合、紹介する点を抑えておくと、見やすくおしゃれなパンフレットが作れるでしょう。

キャッチコピーを考える

パンフレットを作成する際は、必ずキャッチコピーを考えましょう。
インパクトのあるキャッチコピーを作成すれば、パンフレットに興味を持ってくれる人が増えます。
伝えたい内容を端的に表せて、読者の感情をうまく揺さぶる言葉を選ぶことが重要です。客観的な数字でのアピールも有効です。

また、キャッチコピー考案時の注意点として、ネガティブすぎる言葉の使用は控えてください。インパクトのあるキャッチコピー作成は重要ですが、ネガティブなワードは不快感を抱かせる可能性があるので、パンフレットでの使用はおすすめしません。

同系色でまとめる

パンフレットのデザインは、同系色でまとめましょう。
さまざまな系統の色を使用したデザイン作成は難易度が高く、初心者には難しいです。色を使用しすぎてごちゃごちゃしたパンフレットは読みにくく、デザイン性も高くはありません。
デザイン作成は、同系色でまとめることで、洗練されたデザインになります。パンフレットのデザインは似た色を使用して、まとまりのあるデザイン作成を心がけましょう

また、キャッチコピー考案時の注意点として、ネガティブすぎる言葉の使用は控えてください。インパクトのあるキャッチコピー作成は重要ですが、ネガティブなワードは不快感を抱かせる可能性があるので、パンフレットでの使用はおすすめしません。

アクセントカラーを足す

アクセントカラーの使用も有効です。
同系色でまとめたデザインでも、1色だけアクセントカラーを足すとさらにおしゃれな印象になります。デザインセンスに自信のある方や、何か物足り無さを感じた場合、アクセントカラーを1色追加してみましょう。

キャッチコピーやアピールポイントにアクセントカラーを使用すれば、全体のまとまりを崩さずに必要箇所を目立たせられます。
例えば、色ごとに以下のようなイメージを表現できます。パンフレットで伝えたい内容に合わせて、どの色を使用するか決定してください。

活気、情熱
オレンジ元気、幸福
黄色ポップ、楽しい
誠実、涼しげ、真面目
自然、リラックス
洗練、真面目、重厚感

余白を使い見やすさを意識する

パンフレットのデザイン作成時には、余白の使用が大切です。
ある程度の余白を確保すると、パンフレットが見やすくなりデザイン性も向上します。
余白が無い場合、どこに目を向けていいのかが分からず、情報が頭に入りにくくなります。デザイン面で考えたときも、情報が詰め込まれすぎたパンフレットをおしゃれに見せることは難しいです。
読みやすくおしゃれなパンフレットを作成するには、ある程度の余白を確保しましょう。

写真の質にこだわる

パンフレット作成時には、写真の質にこだわりましょう。

使用する写真がうまく撮影できていない場合、パンフレットデザインの質もかなり下がってしまいます
特に食品を扱う場合、使用する写真は重要です。必要に応じて写真加工もおこない、おいしく見える色みを引き出しましょう
商品や店舗の第一印象は、写真で決まることも多いです。パンフレット作成時は、クオリティの高い写真を使用しましょう。

写真の載せ方を工夫

パンフレットのデザイン作成では、写真の載せ方も大切です。
メインとなる商品やサービスの写真は、大きく目立つように配置するのがコツです。ぱっと見たときにすぐに商品情報が目に入るので、読み手もパンフレットを読みやすくなります。

写真の枚数は多くなりすぎないよう、数枚に絞って掲載しましょう。数枚に絞った写真を、余白もとりながら配置すると、分かりやすくコンテンツが伝えられるパンフレットになります。

イメージに合わせてフォントを選ぶ

フォントはパンフレットの全体イメージを大きく左右します。パンフレットのイメージに合ったフォントを使用しましょう
誠実性のアピールがしたい場合は明朝体、柔らかいイメージを持たせたい場合はゴシック体や手書きフォントがおすすめです。
文字の線が細いフォントを選べば、洗練されたおしゃれな雰囲気が出せます。
いくつかのフォントを試してみて、パンフレットのイメージに合うフォントを見つけてください。

イラスト使用し親しみやすい工夫

イラストを使用すれば、親しみやすいデザインになります。
イラストのないパンフレットは硬い印象になりやすく、読むまでのハードルも高くなります
吹き出しを用いてキャラクターが話している形にしても良いですし、余白に小さなイラストを入れるのもおすすめです。
パンフレットの全体イメージを壊さないようなイラストを使用し、読み手に親しみを持ってもらえるデザイン作成を心がけましょう。

こちらの記事もあわせてお読みください。
コラム53
まずはコンセプトから!会社案内のパンフレットの作り方

パンフレットを作成する際の注意点

パンフレット制作は、狙ったターゲットに向けたデザインやコンテンツも大事ですが、制作の工程や細部にも注意が必要です。ここでは以下のポイントについて解説します。

  • 問い合わせ先を忘れずに記載する
  • 仕上げる日を決めておく
  • 右開きと左開きを確認する
  • 折部分のデザインを考えておく

それぞれ見ていきましょう。

問い合わせ先を忘れずに記載する

苦労して作成したパンフレットも連絡先の記載がなければ、手にした人から問い合わせを受けられません。興味も離れてしまい機会損失になる恐れがあるので、忘れずに記載しましょう

住所や電話番号など、内容に誤りがないか何度も確認が必要です。特に電話番号は誤りやすく、間違い電話先にも迷惑がかかるため注意しましょう。

問い合わせ先や申込み先は、読み手が行動を起こしやすいように適切な位置に記載します。適度な余白を取ることで見やすくしたり、読みやすい文字サイズ・フォントを心がけたりすることが大切です。

また、お問い合わせフォーム、SNSのアカウント、QRコードがあれば、記載するとより良いでしょう。

仕上げる日を決めておく


パンフレットを仕上げる期日は、余裕を持たせて決めておくことが重要です。予期せぬトラブルや、変更点の発生を考慮に入れて考えましょう

完成までには、デザイン、内容確認、印刷工程など複数のステップがあります。明確な期日を決めておき、無理のない作成スケジュールを組み立てましょう。工程の1つ1つにチェックリストを作成することで、作業の管理がスムーズになります。

余裕がない状態で作成すれば、見落としや誤った点など確認する時間が取れません。そればかりか、イレギュラーが発生してしまった場合、対応できずに配布時期から遅れてしまう可能性があります。

右開きと左開きを確認する

パンフレットの開く方向を決める際は、本文の書かれている向きで決めましょう。

  • 本文が縦書きの場合は右開き(右綴じ)
  • 本文が横書きの場合は左開き(左綴じ)

横書きの場合、読み終わりの目線が右下になるので、自然にページをめくれます。開く方向は、読みやすさを決める重要な要素です。読み進める方向と逆にしてしまうと、目線が飛んで読みにくいため、ストレスになってしまいます。

縦書きと横書きが混在する場合は、どちらがメインの文章となっているかで判断しましょう

折部分のデザインを考えておく


パンフレットを作成する際、折り部分の設計を正しく行わないと、文字が読みにくくなったり、デザインがずれたりすることがあります。特に3つ折りや観音開きなど境目が多いものは、余白や本文の配置を適切に調整することが重要です。

折り目部分はシワができるため、できるだけ文字や画像が重ならないようなデザインが良いでしょう。小さな文字はシワが重なり、読みづらくなります。デザイン上で避けられない場合は、スペースを入れるなど文字にかからないような工夫が必要です。

画像に人物を使用する場合は特に注意しましょう。顔のパーツに折り目が重なってしまうのは、全体の印象が悪くなる原因につながります。

パンフレット制作を業者に依頼するメリット

パンフレット制作を外注するメリットは、技術や経験の豊富さにあります。自分で制作するのはコストが抑えられますが、手間や完成までの期間も必要です。プロに任せれば、ターゲットに合わせたデザインや、訴求力のあるキャッチコピーなど、高品質なパンフレット制作が期待できます。

上手に制作依頼するコツは、担当者とのコミュニケーションを取ることです。依頼側と制作側のイメージのズレ防止や、プロ目線での意見やアイディアの提案を受けられるメリットがあります。制作会社の得意分野をチェックし、実績のある業者を選択すると良いでしょう。

まとめ

本記事では、パンフレットの種類、パンフレット制作の方法や流れ、デザイン作成のコツを解説しました。
パンフレット作成時は、目的に合ったデザインや構成作成が重要です。色使いや写真撮影を工夫すれば、デザイン作成初心者でも魅力的なパンフレットが作成できます。
また、パンフレット作成時に意外と手間がかかるのが印刷作業です。きれいに印刷したい場合は、業者の利用をおすすめします。

「プリントダップ」では、パンフレットの印刷をおこなってくれます。「プリントダップ」の運営会社は新聞折込等のチラシを印刷する事業もおこなっているので、安心して印刷を任せられます。
ご検討の方は「パンフレット印刷プリントダップ」についてお問い合わせください。

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