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横綴じとはどんな綴じ方?横向きならではのメリットを活かそう
更新日:2021/12/02

冊子などの印刷物を作る際、紙を綴じる方向を決めなければなりません。一般的なものなら、縦に長い長辺綴じがほとんどの場合で選ばれるのですが、向きを90度傾けた「横綴じ」という横長の形が選ばれる場合もあるのです。どちらを選ぶかは掲載したい内容に合わせて決まります。それでは、「これはどっち向きに綴じればいいの?」と冊子印刷を前に疑問を抱いている方のために、横綴じとはどんな綴じ方なのか、また、どんな用途に適していて、どんな利点があるのかをお伝えしましょう。
横綴じとは
横綴じとは、文字通り紙を横向きにして綴じる綴じ方のことです。紙を横向きにすることは、横の辺の方が縦の辺よりも長くなることを意味します。つまり、長辺と短辺からなる長方形の用紙だと、短辺で固定する綴じ方のことです。それゆえ、「短辺綴じ」ということもあります。
横綴じに適した用途
横綴じとは縦より横に長い綴じ方ですので、縦よりも横向きにした方が見やすい内容の製本に適しています。どんなものが横向きに適しているかというと、縦横の比率が横の方が大きい画像をたくさん掲載するような内容です。絵本がその代表ですし、横の比率が大きい絵図が多い場合は、写真集や画集等にもふさわしいでしょう。
横向きに画面一杯に印刷できるので、実際、横に長い画像が多いほど縦綴じよりも横綴じの方が向いています。例として、風景写真を多数掲載した写真集を作ることを考えてみましょう。写真集には縦に長いタイプも多いですが、風景写真となると、パノラマを表現するために横に広がりのある撮り方をすることも多いのではないでしょうか。そういう場合は、縦よりも横綴じが向いています。
絵本や写真集、画集、そのほかイラスト集など、いずれにせよ文章よりも視覚に訴える内容が横綴じの用途としてはふさわしいです。その意味では、画集等に留まらず、パンフレットやカタログなどでも横向きにした方が視覚的に見やすい場合は、横綴じの方が向いていると言えるでしょう。
一般的な印刷物の大半が縦向きに綴じているため、ご自分が冊子を作る場合でも、その見慣れた形にしたいと思ってしまいます。しかし、上記のように、内容によっては思い切って横綴じにした方がその魅力をより活かすことができる場合もあるのです。
横綴じならではのメリットと注意しておきたいデメリット
先に見たその特徴からもわかるように、横綴じで作った本は、開いた時に横に大きく広がります。それこそがメリットです。横に広がりのある画像を掲載する場合に、その魅力をより引き出すことができる綴じ方は、縦向きではなくこの横綴じです。
また、たいていの印刷物が縦向きに綴じられていることから、横綴じで冊子を作ると、他にはなかなか見られないユニークな冊子に仕上がるという特徴もあります。外観から独自性を強調したい場合は大きな利点になるはずです。
たとえば、自社の事業紹介のためのパンフレットを作るとしましょう。ただ、自社と同じ事業を行う競合他社も多数あり、各社こぞって自社の強みをアピールしようと同じようにパンフレットを出しているとします。その時、後から似たような外観のパンフレットを作っても、一目見ただけでは他との差別化が図れません。
その点、横綴じで作った場合、あまり見られない形なので、それだけでその他大勢との差異化を図ることができるのです。ハイセンスな雰囲気をまとわせることも可能でしょう。手に取る人にも、そのユニークな見た目ゆえ真っ先に手を伸ばしてくれることが期待されます。
このように、縦向きに綴じる綴じ方にはない独特の長所がある横綴じですが、その特殊な形ゆえ、逆にデメリットとなり得ることもあります。
まず、本棚に並べた時に収まりが悪くなってしまうリスクです。一般的な本棚は縦に長い本を収納することを前提に設計されています。そのため、横に長い本を収めようとすると、本棚の面よりも飛び出すなどの支障をきたす可能性を考慮しなければなりません。
あとは、自作が難しい点です。縦向きならふつうにコピー機で印刷して、それを綴じるだけで完成です。A4サイズなら横向きでも造作はないでしょう。しかし、もう少し大きなサイズで作りたい場合、たとえばA3サイズで作ろうとすると、わざわざ変形サイズの用紙を探してこなければなりません。
長辺とじと短辺とじの違い
本記事で横綴じとはどんな綴じ方なのか知ることが出来たと思いますが長辺とじと短辺とじはどういう違いなのでしょうか?
別記事にて長辺とじと短辺とじのメリット・デメリットについてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
長辺とじと短辺とじとはどんな綴じ方?メリットとデメリットを確認
まとめ
あまり頻繁に目にするタイプではありませんが、横綴じの印刷物にはそれゆえの強みやメリットがあります。サイドに広がりのある画像を多数掲載したい場合など、特に適していると言えるでしょう。一方、その独特な形ゆえの注意点も事前に確認しておかなければなりません。
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