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夏期講習の集客に効果的なチラシの作り方とデザインのコツ

2022/03/10 | 最終更新日時:2024/07/08

夏期講習の集客に効果的なチラシの作り方とデザインのコツ

塾の運営をするうえで、夏期講習は効果的に生徒を集めるための重要なイベントのひとつです。
しかし、夏期講習に参加する生徒を思うように集められていない塾も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、夏期講習の集客に効果的なチラシの作り方とデザインのコツを紹介します。
夏期講習の集客に使うチラシの作り方で、お困りの方はぜひ最後までご覧ください。

夏期講習の集客を開始する時期

学習塾の集客活動は、6月上旬からはじめるのがベストです。
学習塾では、6月中旬頃から受講希望者の募集をしはじめ、説明会やクラス分けテストをおこなうのが一般的です。
夏期講習は、新たに生徒を獲得するチャンスです。そのため、できるだけ早い時期に集客をはじめた方がいいのではと考えるかもしれません。しかし、時期が早すぎると夏休みのスケジュールがまだ決まっていないという家庭も多く、かえって集客に苦戦してしまう可能性があります。

学校の夏休みの期間は地域によって異なりますが、大半が7月下旬から8月下旬までの40日間前後です。6月に入ると家庭でも帰省や旅行の予定を立てはじめる頃のため、夏期講習を含めたスケジュールを組みやすいでしょう。

夏期講習の集客方法

学習塾に通いたいと考えている家庭に自身の学習塾を候補に入れてもらうためには、まずは知名度を上げることが重要です。
最近ではインターネットやSNSなどで情報を発信して集客している学習塾も増えています。しかし、アナログ手法の集客は、商圏内のターゲットが目にする機会を格段に増やせる ため、高い集客効果が期待できるでしょう。

ここからは、アナログ手法の集客方法を4つご紹介していきます。

集客方法.船薀靴離櫂好謄ング

学習塾の集客では、夏期講習のように生徒を集めたいタイミングでポスティングをおこなうとよいでしょう。チラシのポスティングは、何よりもタイミングが重要です。受け取った方は、チラシを手に取った瞬間に「自分に必要な情報か・そうでないか」を判断します。
夏期講習のように目的がはっきりしていれば、夏休み中の子どもの学習習慣を心配する保護者の方や、これから受験を迎える中学生またはその保護者の方などに、自分事として捉えてもらいやすいでしょう。

集客できる範囲を見極めて、ポスティングするエリアを限定することもポイントです。自宅からの通いやすさは、学習塾を選ぶ重要な基準になります。
また、チラシにはキャッチコピーなどを活用するなど、読みやすさを工夫しましょう。

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集客方法体験授業やイベントの実施

体験授業やイベントには、実際に塾への入会を検討している方が参加するため、入会につながりやすい傾向にあります。体験授業などのイベントで講師の人柄や、塾そのものの雰囲気を体験してもらうとよいでしょう。講師との距離感やどんな生徒が通っているのかなど、実際にその場でなければ分からないことがたくさんあります。

小学生向けの集客の場合、体験授業よりも「スライムづくり」や「シャボン玉実験」などといった、遊びが学びにつながるワークショップがおすすめです。入塾を検討している方だけでなく、イベントを目的に来た方がこれをきっかけに入会を検討する場合もあります。
また、イベントへの参加者が入会する際に、授業料の割引やノベルティなどといった特典を用意しておくと、より良いでしょう。

集客方法9告の出稿

学習塾の夏期講習のようにスポット的に集客する場合、広告を出稿するのもおすすめです。地域情報誌やフリーペーパー、最寄り駅にポスターを掲示するなど、人の目に触れる機会を増やす目的でおこないます。

地域情報誌の広告料の相場は掲載するサイズによって変わりますが、A4サイズの4分の1で10万~20万と言われています。出稿料はかかりますが、低予算でも知名度を上げるには効果的です。夏期講習を検討している保護者にとって、知名度が低い学習塾よりも知名度の高い学習塾の方に安心感があるため、候補に入れてもらえる可能性は高くなるでしょう。

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集客方法ご波弔寮瀉

広告と同じく、人の目に触れる機会を増やし知名度を上げるためには看板の設置も有効です。

住宅街や学校、通学路などターゲットとなる生徒や保護者の生活導線を考えて設置しましょう。大手の学習塾はブランド力があるため、看板にその名前を書くだけで認識してもらえます。
しかし、個人経営や地域密着型の学習塾だと名前だけで学習塾と気づかない方もいるかもしれません。
そのため、看板には名前と所在地だけでなく、キャッチコピーや看板のデザインで読む方の興味をひいたり、学習スタイルを明確にしたり、学習塾の特徴も一緒に記載しましょう。

夏期講習のチラシの作り方で押さえておきたいポイント

ここからは、夏期講習に参加する生徒が増えるチラシの作り方のポイントを、4つに分けて紹介します。

ポイント.拭璽殴奪箸般榲を明確にする

まずは、ターゲットを決めましょう。
たとえば、〇○高校を目指す生徒の保護者や、次の期末テストで点数を伸ばしたい高校生の保護者などです。

最終的な目的は夏期講習に参加してもらうことになりますが、チラシを見ただけで参加を決める保護者は多くないでしょう。
そのため、まずは夏期講習のお問い合わせがもらえるような作り方にすることを目的とするとよいです。

ポイント△垢戮篤匹泙覆てもよい工夫をする

チラシに書いてある内容がすべて読まれることは珍しく、一部に目を通して捨てられてしまうことがほとんどです。
その現状を理解したうえで、ターゲットがチラシをすべて読まなくても欲しい情報にたどり着けるような作り方をすることが大切です。

保護者の方が興味を持ってくれるようなキャッチコピーや見出し、写真などを使い、すべてに目を通さずとも夏期講習のお問い合わせをしてくれるようなチラシを目指しましょう。

ポイントほかの塾との差別化をはかる

ほかの塾にはない強みを明らかにして、ターゲットに伝えましょう。
たとえば、受験対策や期末テスト対策に強い塾があれば、学校や駅の近くで立地のよい塾もあるでしょう。
ほかには、夏期講習ならではのキャンペーンなどを打ち出してみるという作り方も効果的です。

ほかの塾にはない強みをわかりやすく表現すると、塾の存在を覚えてもらいやすくなります。
また、その強みがターゲットの心に響けば夏期講習へお問い合わせをしてくれる可能性が十分に期待できます。

ポイントぅ拭璽殴奪箸量楡になってチラシを見てみる

チラシの作成が進んできたら、ターゲットの目線になってチラシを見てみましょう。
「ターゲットが読んだらどう感じるのか?」「読んだあとにどんな行動をとるのか?」と考えてみると、改善すべき箇所が浮き彫りになります。

工夫をこらしたチラシは、客観的に見てみるとターゲットに伝わりやすい内容ではなく、自分たちが伝えたい内容に偏ってしまいやすいです。
しかし、チラシを読むのはあくまでもターゲットの生徒や保護者です。

完成する前に、ターゲットの目線になってチラシを見るようにしましょう。

夏期講習のチラシの作り方で押さえておきたいデザインのコツ

続いては、夏期講習のチラシの作り方で押さえておきたいデザインのコツを4つに分けて紹介します。

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塾の集客において、季節を演出するようなイメージ画像は不要なことが多いです。
たとえば、青空やひまわりのような画像があったとしても、ターゲットはその画像から何も情報が得られません。

画像を使用すること自体はよいのですが、生徒や講師、塾の内装などのように、ターゲットが欲しい情報となる画像を採用するようにしましょう。

コツ伝えたいことは目立たせる

チラシに盛り込んだ情報のなかで、とくに伝えたいことは目立たせるようにしましょう。
特定の情報を目立たせるには、文字のサイズを大きくしてもよいですし、色を変えるという方法もあります。

見た目に変化がないチラシはインパクトに欠けるため、ターゲットが手に取ってくれないことが考えられます。
ターゲットを惹きつける要素はしっかりと目立たせましょう。

コツ人の視線の動きを意識する

人間の視線の動かし方には一定の法則があるとされています。
たとえば、横書きであればZ字を描くように視線が動き、縦書きであれば、N字を描くように視線が動きます。

つまり、この視線の動きに合わせて伝えたい情報を配置することで、ターゲットが欲しい情報を効率よく伝えることが可能です。
読み進めるにつれて、お問い合わせを促進できるような配置を目指しましょう。

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チラシ全体のレイアウトを整えると、読みやすさが格段にあがります。

整ったレイアウトの作り方としては「揃える」「グループ化する」「メリハリをつける」「余白を取る」というこの4つがおすすめです。
画像の大きさや行の長さを揃え、関連性の強い文章は近づけるなどすると、かなり読みやすいチラシができあがるでしょう。

反対に上記の4つができていないと、非常に読みにくいチラシとなってしまい、ほとんど読まれないまま捨てられてしまいます。

盛り込む要素が決まったら、レイアウトを意識しながら配置する場所を決めましょう。

夏期講習の集客に効果的なチラシの作り方ではターゲットを意識することが大切

いかがでしたでしょうか。
今回は、夏期講習の集客に効果的なチラシの作り方とデザインのコツを紹介しました。

チラシを作るにあたり、ターゲット目線で見直すことはとても重要です。
また、伝えたいことやターゲットが求めている情報はメリハリを持たせて目立たせると効果的です。

レイアウトが崩れていると、どれほど優れた内容が書かれていても読まれないチラシになってしまいます。
本記事で紹介した作り方を参考に、魅力的なチラシのデザインを考えましょう。

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夏期講習の集客でチラシの作成を検討している方は、プリントダップにご相談ください。

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