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レーザープリンターとインクジェットのメリットデメリットを解説!

更新日:2021/09/18

レーザープリンターとインクジェットのメリットデメリットを解説!

資料や画像、写真などを紙ではなくデータで保存することが、近年では主流になりつつあります。
しかし、税務関係の資料などどうしても紙ベースで利用・保管をしなければならないものもあるのではないでしょうか。
近年では自宅で働く方も増えており、適切な印刷機の導入に向けた情報収集が重要です。
そのためこの記事では、両者のメリットデメリットについて解説します。
両者の長所・短所を理解したうえで購入を検討したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

レーザープリンターとは

レーザープリンターとは、従来のプリンターのようにインクで着色するのではありません。トナーという粉を使って着色するところに大きな特徴があります。

レーザープリンターで印刷する仕組みを具体的に述べましょう。まず、印刷したいデータをコンピューターからプリンターに送ります。すると、プリンターの内部にある演算プロセッサがそのデータをメモリに展開します。

続いて、光源(レーザー)によって帯電した感光体に展開したイメージを照射します。照射した部分の電圧が変化する仕組みです。

次に、顔料やワックスなどからできている「トナー」という粉を、電圧が変化した部分に付着させます。静電気によく反応する添加剤がトナーに含まれているため、電圧の変化によって容易に付着させることができるのがポイントです。

トナーが感光体に付着すると、その部分に電気的な画像が作られます。それを今度は転写ロールに反対の電圧をかけ、その上に用紙を通過させます。トナーの画像と転写ロールの電圧が逆になっているため、用紙が上を通過するだけで画像が転写されるのです。

最後に、トナーを用紙に定着させるために、ローラーで圧力と熱を加えます。その結果、印刷物が出来上がります。

なお、「レーザープリンター」とは言いますが、上で見たように、光源にレーザーを使っているのが名前の由来です。ところが、最近ではレーザーばかりではなく、LEDが使われているものも増えています。そのため、厳密にはレーザープリンターとは言えないものもありますが、一般的にはLEDも含めてレーザープリンターと呼ぶと覚えておきましょう。ちなみに、1行ごとではなく、1ページごとに印刷する方式のため、「ページプリンター」と呼ばれることもあります。

印刷したい文字や画像の量に関係なく、1枚の印刷にかかる時間は同じです。びっしり情報が記載されているデータでも、逆にたとえ白紙でも、変わりません。あまりに複雑なイメージの印刷には若干時間がかかりますが、概ね印刷部数によって、印刷完了までの時間を計算できるという特徴があります。

基本的に、コピー機と同じ仕組みです。そのため、レーザープリンターのメーカーの多くはコピー機も製造しています。部品にも共通するものが多いため、プリンターとコピー機を同じメーカーでそろえると、メンテンスがしやすいでしょう。

レーザープリンターのメリット

印刷スピードが速い

レーザープリンターの印刷スピードは、インクジェットプリンターのはるかに上です。家庭用にはインクジェット、オフィスにはレーザープリンターと言われることがあります。印刷スピードが速いことから、オフィスでレーザープリンターがよく選ばれるのでしょう。

にじみが少なく鮮明な印刷が可能

レーザープリンターで印刷したものはにじみに強いことも特徴です。鮮明さが求められる重要資料などの印刷には、レーザープリンターのメリットが発揮されます。

ランニングコストが低い

レーザープリンターのトナーはかなり長持ちします。トナーを交換する頻度が少ないということは、それだけランニングコストが抑えられるということです。この効果は印刷量が多くなるほど如実に感じられるでしょう。毎日大量に資料を印刷する必要があるような業務上の用途には、レーザープリンターの方がインクジェットよりはるかにお得です。

レーザープリンターのデメリット

メリットだけでなく、レーザープリンターのデメリットもしっかり押さえておきましょう。

設置スペースが必要

レーザープリンターの内部には、コンピューターなど複雑な機構が搭載されています。そのため、ある程度の大きさが必要です。インクジェットと比べると、本体サイズはかなり大きいと思ってよいでしょう。プリンター専用にある程度のスペースを確保できることが、レーザープリンターを導入する前提条件です。

本体やトナーの費用が高額

レーザープリンターは本体価格がかなり高額です。トナーの交換頻度が低いので、長く使うほどお得に感じられますが、トナー自体はなかなか高額であることに注意しましょう。本体サイズが大きいため、消費電力もかかります。日常的に使用するオフィスなどではともかく、家庭でたまに印刷するぐらいでは、高い買い物になってしまう可能性が高いです。

解像度が低い

インクジェットと比べると、解像度は低いと言わざるを得ません。モノクロの書類を大量に印刷するのには問題ありませんが、カラーの印刷では色がしっかり表現されていないと感じることもあるでしょう。

インクジェットとは

インクジェットとは、インクジェットプリンターが採用する印刷方式です。その名から想像されるように、インクを紙に吹き付けて印刷します。

レーザープリンターと比べ、歴史が長いのがインクジェットプリンターの特徴です。構造が比較的単純なため、1980年代にはすでに普及していました。

一般的な印刷機の場合、平らなものにしか印刷できません。ところが、インクジェットプリンターでは直接インクを印刷媒体に吹き付けるため、紙のような平らな媒体以外に、さまざまなものに印刷できるというメリットがあります。

また、非常にコンパクトなサイズで、動作音も小さい機種が主流です。以前は本体サイズが大きく、印刷時の音も大きかったのですが、時代とともにどんどん改良されています。

インクジェットのメリット

解像度が高い

印刷スピードはレーザープリンターに負けますが、インクジェットプリンターはレーザープリンターよりも高い解像度で印刷できるのが大きな強みです。写真の印刷には大いに威力を発揮してくれるでしょう。

本体サイズが小さい

レーザープリンターと比べると、インクジェットプリンターの本体はかなりコンパクトです。設置スペースを別に用意する必要がないので、家庭にも簡単に導入できます。

コストが低い

インクジェットプリンターは、本体価格もかなり安価です。家庭用のお手軽な機種なら数千円で買えます。消費電力もそれほどかからないので、上記2点のメリットと合わせて、家庭に導入するのにぴったりの種類と言えるでしょう。

インクジェットのデメリット

一方、インクジェットプリンターにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

印刷スピードが遅い

インクジェットプリンターの印刷スピードは、レーザープリンターと比べるとかなり遅いです。1ページずつ印刷するレーザープリンターと違って、1行ごとにインクを吹き付けていく印刷方式のため、こればかりはどうしようもありません。毎日大量に印刷する必要があるビジネスの現場には向いていないでしょう。

インクの交換頻度が高い

インクジェットプリンターである程度の量を印刷すると、インクがすぐに切れてしまいます。本体自体は安いのですが、インクジェットプリンターの場合、インクがなかなか高価なのがネックです。それを考えると、日常的に大量印刷が必要なビジネスよりも、やはりたまに印刷するぐらいの家庭用として使うのがよいでしょう。

にじみやすい

直接インクを吹き付ける方式ですので、インクジェットプリンターはどうしてもにじみやすくなります。印刷面が汚くなるだけでなく、インクで服を汚す恐れや、インク詰まりによるプリンターの故障に注意してください。

レーザープリンターとインクジェットの違い

レーザープリンターとインクジェットの違いってなに?と気になる方は多いかと思います。
印刷機の導入などを検討している方は必ず参考にした方がよいですので、こちらの記事を確認してみて下さい。
コラム36
レーザープリンターとインクジェットプリンターの違いを4つのポイントで解説!

レーザープリンターとインクジェットのメリットデメリットを整理!

今回は、レーザープリンターとインクジェットの長所・短所について解説してきました。
両者のうちどちらを導入するのか客観的に判断する材料となりましたでしょうか?
総じて、レーザープリンターはオフィス用、インクジェットは家庭用と整理できるでしょう。状況に合わせて使い分けるプリンターを選びましょう。

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