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レーザープリンターとインクジェットのメリットデメリットを解説!
2021/09/18 | 最終更新日時:2025/06/02
資料や画像、写真などを紙ではなくデータで保存することが、近年では主流になりつつあります。
しかし、税務関係の資料などどうしても紙ベースで利用・保管をしなければならないものもあるのではないでしょうか。
近年では自宅で働く方も増えており、適切な印刷機の導入に向けた情報収集が重要です。
そのためこの記事では、両者のメリットデメリットについて解説します。
両者の長所・短所を理解したうえで購入を検討したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
レーザープリンターとは
レーザープリンターとは、従来のプリンターのようにインクで着色するのではありません。トナーという粉を使って着色するところに大きな特徴があります。
レーザープリンターで印刷する仕組みを具体的に述べましょう。まず、印刷したいデータをコンピューターからプリンターに送ります。すると、プリンターの内部にある演算プロセッサがそのデータをメモリに展開します。
続いて、光源(レーザー)によって帯電した感光体に展開したイメージを照射します。照射した部分の電圧が変化する仕組みです。
次に、顔料やワックスなどからできている「トナー」という粉を、電圧が変化した部分に付着させます。静電気によく反応する添加剤がトナーに含まれているため、電圧の変化によって容易に付着させることができるのがポイントです。
トナーが感光体に付着すると、その部分に電気的な画像が作られます。それを今度は転写ロールに反対の電圧をかけ、その上に用紙を通過させます。トナーの画像と転写ロールの電圧が逆になっているため、用紙が上を通過するだけで画像が転写されるのです。
最後に、トナーを用紙に定着させるために、ローラーで圧力と熱を加えます。その結果、印刷物が出来上がります。
なお、「レーザープリンター」とは言いますが、上で見たように、光源にレーザーを使っているのが名前の由来です。ところが、最近ではレーザーばかりではなく、LEDが使われているものも増えています。そのため、厳密にはレーザープリンターとは言えないものもありますが、一般的にはLEDも含めてレーザープリンターと呼ぶと覚えておきましょう。ちなみに、1行ごとではなく、1ページごとに印刷する方式のため、「ページプリンター」と呼ばれることもあります。
印刷したい文字や画像の量に関係なく、1枚の印刷にかかる時間は同じです。びっしり情報が記載されているデータでも、逆にたとえ白紙でも、変わりません。あまりに複雑なイメージの印刷には若干時間がかかりますが、概ね印刷部数によって、印刷完了までの時間を計算できるという特徴があります。
基本的に、コピー機と同じ仕組みです。そのため、レーザープリンターのメーカーの多くはコピー機も製造しています。部品にも共通するものが多いため、プリンターとコピー機を同じメーカーでそろえると、メンテンスがしやすいでしょう。
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レーザープリンターのメリット
印刷スピードが速い
レーザープリンターの印刷スピードは、インクジェットプリンターのはるかに上です。家庭用にはインクジェット、オフィスにはレーザープリンターと言われることがあります。印刷スピードが速いことから、オフィスでレーザープリンターがよく選ばれるのでしょう。
にじみが少なく鮮明な印刷が可能
レーザープリンターで印刷したものはにじみに強いことも特徴です。鮮明さが求められる重要資料などの印刷には、レーザープリンターのメリットが発揮されます。
水に強い
レーザープリンターはトナー(粉状のインク)を紙に焼き付けて定着させるため、印刷物が水に濡れても文字や画像がにじみにくいのが特徴です。インクジェットプリンターに比べて水濡れによる印刷面の劣化が少なく、屋外ポスターやドキュメントの保存など、水分にさらされる機会がある用途にも向いています。ただし、耐水性は用紙の種類やトナーの品質にも左右されるため、完全に防水とまではいかない点にも注意が必要です。
ランニングコストが低い
レーザープリンターのトナーはかなり長持ちします。トナーを交換する頻度が少ないということは、それだけランニングコストが抑えられるということです。この効果は印刷量が多くなるほど如実に感じられるでしょう。毎日大量に資料を印刷する必要があるような業務上の用途には、レーザープリンターの方がインクジェットよりはるかにお得です。
レーザープリンターのデメリット
メリットだけでなく、レーザープリンターのデメリットもしっかり押さえておきましょう。
設置スペースが必要
レーザープリンターの内部には、コンピューターなど複雑な機構が搭載されています。そのため、ある程度の大きさが必要です。インクジェットと比べると、本体サイズはかなり大きいと思ってよいでしょう。プリンター専用にある程度のスペースを確保できることが、レーザープリンターを導入する前提条件です。
本体やトナーの費用が高額
レーザープリンターは本体価格がかなり高額です。トナーの交換頻度が低いので、長く使うほどお得に感じられますが、トナー自体はなかなか高額であることに注意しましょう。本体サイズが大きいため、消費電力もかかります。日常的に使用するオフィスなどではともかく、家庭でたまに印刷するぐらいでは、高い買い物になってしまう可能性が高いです。
トナーの交換頻度の目安
レーザープリンターは印刷スピードとランニングコストの面で優れている反面、トナー交換のタイミングを把握していないと「急に印刷できなくなった」という事態が起きることがあります。トナー交換頻度は印刷枚数や印刷物の内容(カラーやモノクロの比率)によって大きく異なりますが、トナーの残量警告や定期的なメンテナンスを行うことでトラブルを防ぎやすくなります。目安としては、月に数百枚程度の印刷であれば1本のトナーで数か月~1年ほど持つケースもあります。
消費電力が大きい
レーザープリンターは印刷時に高温でトナーを溶融させて紙に定着させるため、インクジェットに比べて電力消費が大きいことが指摘されています。特に印刷を開始するときの瞬間的な消費電力が高くなるため、使用頻度が多いオフィス環境では電気料金に影響が出る場合もあります。近年は省エネ設計の機種も登場していますが、インクジェットよりは一般的に電力を多く使う傾向があります。
解像度が低い
インクジェットと比べると、解像度は低いと言わざるを得ません。モノクロの書類を大量に印刷するのには問題ありませんが、カラーの印刷では色がしっかり表現されていないと感じることもあるでしょう。
インクジェットとは
インクジェットとは、インクジェットプリンターが採用する印刷方式です。その名から想像されるように、インクを紙に吹き付けて印刷します。
レーザープリンターと比べ、歴史が長いのがインクジェットプリンターの特徴です。構造が比較的単純なため、1980年代にはすでに普及していました。
一般的な印刷機の場合、平らなものにしか印刷できません。ところが、インクジェットプリンターでは直接インクを印刷媒体に吹き付けるため、紙のような平らな媒体以外に、さまざまなものに印刷できるというメリットがあります。
また、非常にコンパクトなサイズで、動作音も小さい機種が主流です。以前は本体サイズが大きく、印刷時の音も大きかったのですが、時代とともにどんどん改良されています。
インクジェットのメリット
解像度が高い
印刷スピードはレーザープリンターに負けますが、インクジェットプリンターはレーザープリンターよりも高い解像度で印刷できるのが大きな強みです。写真の印刷には大いに威力を発揮してくれるでしょう。
本体サイズが小さい
レーザープリンターと比べると、インクジェットプリンターの本体はかなりコンパクトです。設置スペースを別に用意する必要がないので、家庭にも簡単に導入できます。
コストが低い
インクジェットプリンターは、本体価格もかなり安価です。家庭用のお手軽な機種なら数千円で買えます。消費電力もそれほどかからないので、上記2点のメリットと合わせて、家庭に導入するのにぴったりの種類と言えるでしょう。
フチなしの印刷ができる
インクジェットプリンターの多くは、用紙の端まで印刷できる「フチなし印刷」に対応しています。写真やデザイン性の高い文書をプリントする際には、余白なく仕上げられるため見栄えが良くなるメリットがあります。一方、レーザープリンターは構造上フチなし対応が難しい機種が多く、どうしても余白ができてしまう場合が大半です。
インクジェットのデメリット
一方、インクジェットプリンターにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
印刷スピードが遅い
インクジェットプリンターの印刷スピードは、レーザープリンターと比べるとかなり遅いです。1ページずつ印刷するレーザープリンターと違って、1行ごとにインクを吹き付けていく印刷方式のため、こればかりはどうしようもありません。毎日大量に印刷する必要があるビジネスの現場には向いていないでしょう。
インクの交換頻度が高い
インクジェットプリンターである程度の量を印刷すると、インクがすぐに切れてしまいます。本体自体は安いのですが、インクジェットプリンターの場合、インクがなかなか高価なのがネックです。それを考えると、日常的に大量印刷が必要なビジネスよりも、やはりたまに印刷するぐらいの家庭用として使うのがよいでしょう。
にじみやすい
直接インクを吹き付ける方式ですので、インクジェットプリンターはどうしてもにじみやすくなります。印刷面が汚くなるだけでなく、インクで服を汚す恐れや、インク詰まりによるプリンターの故障に注意してください。
色が褪せてしまう可能性がある
インクジェットプリンターで印刷した文書や写真は、光や湿度の影響を受けやすいとされています。長期間、直射日光の当たる場所に置いていると、色あせが起こりやすくなる点に注意が必要です。プリント後の保存環境によっては、保管用のアルバムや保護フィルムなどを利用することで、ある程度の退色を防ぐことができます。
レーザープリンターとインクジェットの違い
レーザープリンターとインクジェットプリンターは、印刷方式や特性が異なるため、それぞれ得意分野と苦手分野があります。以下では、代表的な違いをいくつかの観点から紹介します。
色の鮮明度
一般的に、インクジェットのほうがグラデーションや色の豊かさを再現しやすいため、写真やイラストなどの多色表現に向いている傾向があります。一方で、レーザープリンターは色の発色がシャープですが、微妙な階調表現にはやや弱い場合があるといわれています。
対応している用紙の種類
インクジェットプリンターでは写真用紙やマット紙、光沢紙など多様な紙質に対応できる機種が多いです。レーザープリンターでも特殊紙に対応している場合はありますが、熱を加えてトナーを定着させる関係上、紙の耐熱性や厚みに制限があることが多いです。
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使用するシーン
大量印刷やスピード重視のビジネス文書ではレーザープリンターが活躍します。逆に、少量印刷で写真やカラーの美しさを追求したい場合はインクジェットが向いている傾向があります。用途や頻度に合わせて、どちらが最適かを検討すると良いでしょう。
稼働・導入費用
レーザープリンターは本体価格やトナー代が高額になりやすい一方、印刷スピードの速さとランニングコストの低さでメリットがあります。インクジェットプリンターは本体価格が安価な場合が多いですが、インク交換の頻度が高く、印刷枚数が増えるとコストが嵩むことがあります。
レーザープリンターとインクジェットプリンターはどちらを選ぶべき?
プリンター選びは、使用目的や印刷頻度、重視する画質やスピードなどによって変わります。以下では、レーザープリンターとインクジェットプリンターのそれぞれがおすすめのケースをまとめました。
レーザープリンターがおすすめのケース
レーザープリントがおすすめなのは、以下のケースです。
- オフィスなどで大量にモノクロ印刷を行う場合:印刷スピードが速く、1枚あたりの印刷コストが抑えられる
- 印刷物が水や雨に濡れる可能性がある業務:トナー方式のため文字がにじみにくい
- ランニングコストを重視する:長期的に見て印刷頻度が多いほどレーザーのコスパが高くなる傾向がある
インクジェットプリンターがおすすめのケース
反対に、以下のケースではインクジェットプリンターをおすすめします。
- 写真やイラストなど色鮮やかな印刷をする場合:多色表現が得意で高解像度が期待できる
- 印刷頻度が低い家庭用:本体価格が比較的安価で導入しやすい
- フチなし印刷や特殊用紙への印刷をしたい:インクジェットのほうが対応機種が多い
レーザープリンターとインクジェットの違いを整理しよう
今回は、レーザープリンターとインクジェットの違いについて解説してきました。
ご自身の作業において導入すべき機器を判断する、良い材料となりましたでしょうか?
それぞれの違いを踏まえたうえで、目的と照らし合わせて最適な方をチョイスしてください。
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