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魅力的なチラシって?人を惹き付けるチラシを作るコツを徹底分析!
2021/03/10 | 最終更新日時:2025/05/07

世の中には多くのチラシが出回っていますが、その中には読まずに捨てられてしまうものから、多くの消費者に「このショップに行きたい!」「これが欲しい!」と思わせるものまで、さまざまなチラシがあります。
そんな「人を惹き付けるチラシ」は、いくつかのポイントを押さえておくことで、誰でも簡単に作ることが可能です。
そこで今回は、魅力的なチラシを作る際に知っておきたいコツについてご紹介します。
チラシデザインに必要なもの
消費者に興味を持ってもらえるチラシを作るためには、何よりデザイン性の高さが重要となります。
パッと目に留まるチラシデザインにするために大切なポイントを以下にまとめました。
チラシの構成要素を書き出したテキスト・文章
実際にチラシのデザインを考え始める前に、まずはチラシの構成を明確にしておかなければなりません。
その基本となるのが「5W1H」です。
チラシは、消費者が一目見るだけで、簡単に目的が分かるように作ることが基本です。
以下に、チラシ作りに大切な「5W1H」と例をご紹介します。
【チラシ作りにおける5W1H】 項目 掲載内容 例文 When(いつ) 日時、開催期間 7月20日(水)朝8時から、8月13~15日の3日間など Where(どこで) 開催場所 本店、店頭、駅前広場など Who(だれが) 主催者 店名、団体名 What(何を) 開催内容 特売セール、タイムセール、大売出しなど Why(何のために) 目的 改装、売り尽くしなど How(どうやって) 当日の流れ ご来場プレゼントあり、イベント開催など
これらの情報を端的に分かりやすく掲載することで、より多くの人に理解してもらえるチラシになります。
チラシを作る際は、情報に抜けがないよう、あらかじめ伝えたい事柄や内容を書き出しておきましょう。
写真やイラストなどの画像の素材
写真やイラストを掲載することは、印象に残るチラシを作るのに非常に効果的です。
パッと見るだけで消費者に内容を連想させる画像はそれだけでインパクトがあり、興味を持ってもらうきっかけになります。
伝えたい情報が少ない場合や、チラシをシンプルに仕上げたい場合などは、真ん中に大きな写真やイラストを掲載し、空いたスペースに最低限必要な情報だけを文字で記載するというのも1つの手法です。
デザイン制作
多くの人に読んでもらえるチラシを作るには、デザイン性の高さが非常に重要です。
デザインの制作には、主に自作と外注の2種類があります。
最近はオンラインで使用できるデザインプレートの種類も豊富で、自分で簡単な編集作業さえできれば、無料でデザインを制作することが可能です。
ただし、一からプロに依頼したデザインに比べると、やはり見劣りしてしまうことも少なくありません。
当然ですが、プロに依頼する場合はそれなりの費用が発生するため、双方のコストパフォーマンスを考えた上で検討しましょう。
【関連記事】
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実際いくらかかる?チラシデザインに関する費用
人を惹き付けるデザインのコツ
ここでは「チラシはやっぱり自作したい!」という方のために、魅力的なデザインを制作するコツについて具体的にご紹介していきます。
わかりやすいキャッチコピーをつくる
キャッチコピーは、チラシの第一印象を左右する非常に重要な要素です。特に目につきやすい位置に配置し、フォントサイズや色合いを工夫して、一目で内容が伝わるようにしましょう。数字や具体的な効果を盛り込むと、より関心を引きやすくなります。たとえば「◯◯が最大50%OFF」「最短◯日で対応可能」など、読者にとってメリットがわかりやすい表現が効果的です。
ひらがなを多く使う
文章中の漢字やカタカナが多すぎると、ぱっと見て読みにくく感じる場合があります。ひらがなを増やすと、視認性が上がり柔らかい印象を与えやすくなります。もちろん、すべてをひらがなにすると逆に読みづらくなることもあるため、重要なキーワードは漢字やカタカナを適度に使うなどのバランスが大切です。
起承転結を意識する
チラシの情報を構成する際は、「起承転結」を意識するとスムーズに読み進められます。
- 起:冒頭で興味を引き付ける、あるいは問題提起をする
- 承:商品やサービスの特徴を説明し、具体的なメリットを伝える
- 転:実例や数字などで説得力を強化し、行動を促す要素を入れる
- 結:問い合わせ先や購入方法、特典など行動を起こすための情報をわかりやすくまとめる
ストーリー性や流れを作ることで、読者は内容に入り込みやすくなり、最後まで目を通してくれる可能性が高まります。
メリハリをつけて視認性を高める
チラシに載せる情報量が多いと、全体的に文字が詰まって見づらくなることがあります。情報を整理し、要点を太字や大きいフォントで強調するなど、メリハリをつけることが大切です。見出しやキャッチコピーに明朝体やゴシック体を使い分けるなど、フォントの大小を工夫して視線を誘導するのも有効なテクニックです。
記載する内容を絞り込む
チラシは「すべての情報を載せる」場ではなく、「最も訴求したいことを載せる」ためのツールと考えましょう。あれもこれもと欲張ると、ごちゃごちゃした印象になり、結局どんな商品やサービスをアピールしたいのか伝わりにくくなります。ターゲットや目的を明確にし、核心の情報だけを厳選して掲載することで、読者の理解を促しやすくなります。
内容に合った配色にする
チラシの配色は、ターゲットの印象形成に大きく関わります。鮮やかな色を多用しすぎると情報が散漫になり、逆に地味すぎると魅力を伝えにくい場合もあるでしょう。内容や目的に合った色を選ぶことで、一貫性のあるイメージを伝えやすくなります。
避けるべき色は?
文字色と背景色が似たトーンだと、文字が読みにくくなります。たとえば、暗い赤背景に黒文字などは視認性が低いので注意が必要です。また、補色(反対色)を隣接させる場合は、彩度や明度を調整して見苦しくならないよう配慮しましょう。
チラシの印象を考えながら書体を選ぶ
書体(フォント)の種類によって、チラシから受ける印象が大きく変わります。例えば、手書き風のフォントは親しみやすい印象を与え、ゴシック体は読みやすさやモダンさを演出します。可読性が高いフォントを中心に選びつつ、キャッチコピーの部分だけ別の書体を使うなどのアクセントをつけると、全体的にバランスが取りやすくなります。
レイアウトを工夫する
レイアウトの仕方によって、チラシの使いやすさや見た目の印象が大きく変わります。重要な情報を上部に配置し、流れるように文章を展開すると読みやすくなります。画像と文字の比率にも気を配り、全体のバランスを整えましょう。
チラシの基本のレイアウト
チラシのレイアウト技術には、以下のようなポイントがあります。
- Z型レイアウト:視線が左上→右上→左下→右下というZ字の動きをたどる
- グリッドデザイン:紙面を格子状に区切って要素を配置する
- 対角線や三分割構図:インパクトのある見せ方を実現する
これらを組み合わせて、視線誘導を意図的に行うと、読者に負担をかけずに情報を伝えられます。
写真の数を増減させる
写真はチラシの印象を左右する要素のひとつです。多くの写真を使うほど視覚的な情報量が増えますが、その分スペースが限られてしまうため、文字情報を削らざるを得なくなる場合もあります。逆に写真を少なくすると、文字中心のチラシになりがちで、ビジュアル面での訴求力が弱まるおそれがあります。商品の魅力を直感的に伝えたいときは写真を多めに、概要やスペックをしっかり伝えたいときは文字スペースを確保するといった具合に、意図に合った数を調整しましょう。
季節感のあるイラストを使用する
イベントやキャンペーンなど、季節ごとの販促を目的としたチラシでは、季節感が伝わるイラストを取り入れると効果的です。例えば、春なら桜や花のモチーフ、夏なら青い空や海などを配置すれば、読者の目に留まりやすくなります。あまりに多用すると子供っぽい印象になりがちなので、程よいバランスで取り入れると良いでしょう。
余白を上手に使う
余白(ホワイトスペース)は、情報を整理し、チラシを読みやすくするうえで欠かせない要素です。つい全部のスペースを埋めたくなるかもしれませんが、適度な余白を設けると文字や画像が引き立ち、一つひとつの要素がクリアに見えます。詰め込みすぎないレイアウトが、プロのデザイナーらしい洗練された印象を与えます。
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チラシのデザインを考えるうえで覚えておきたいこと
効果的なチラシを作るには、ターゲット目線を常に意識するのが大切です。配色や書体、レイアウトなどを工夫しても、結局は「誰に何を伝えたいのか」という軸がしっかりしていなければ効果は半減します。チラシを受け取る人がどんな情報を求めているか、どのような印象を受けるかを想像しながらデザインを組み立てていきましょう。
また、チラシはあくまで宣伝用の一手段であり、完成後の配布方法やタイミングも成功の鍵を握ります。最適な場所・時期に配布することによって、初めてチラシのデザインが活きてくることを覚えておきましょう。
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チラシの参考サイト
実際に企業が製作した、チラシを見ることでデザインのコツをさらに掴むことができると思います。参考となるサイトをまとめているので、気になる方は参照ください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。 この記事を読んでいただくことで、チラシをデザインする際の重要なポイントやコツについてご理解いただけたと思います。
チラシのデザイン制作は、デザイン事務所やクラウドソーシングなどで外注することができますが、いくつかのポイントを押さえておくことで、自分でも魅力的なチラシを作ることが十分に可能です。
自作することで、コストカットできるだけでなく、より自分のイメージに沿ったデザインに仕上げることができるので、チラシ作りを考えている方はぜひ挑戦してみてくださいね。
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