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セミナーの集客方法と資料を作成する流れを解説

2022/03/10 | 最終更新日時:2024/07/08

セミナーの集客方法と資料を作成する流れを解説

自社サービスの宣伝や社内研修など幅広い目的で開催されるセミナーですが、内容を理解してもらうためにはよい資料を作ることが大切です。
内容が伝わりやすい資料を作れば、セミナー参加者の理解も進み、充実したセミナーとなるでしょう。

そこで今回は、よいセミナー資料を作るポイントと資料作成の流れを紹介します。
セミナー登壇者の方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

セミナーの集客を開始する時期

セミナーの集客を始める時期は、セミナー開催日から40日前が良いでしょう。
セミナー開催日の1カ月前だと、仕事や家庭の用事など、すでに予定が埋まっている可能性が高いためです。40日前というと、少し早いのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、想定よりも人が集まらない場合に集客戦略を修正できる時間があるため、セミナーの失敗を防ぐことができます。

また、セミナーの開催を告知した直後は、そのセミナーに対して強い関心を持っている方からの申し込みが入りますが、後日スケジュールの都合がつかず、キャンセルとなってしまうこともあります。告知当初にたくさん人が集まったからといって安心せず、開催日の2週間前までは参加人数に変動がある前提で、さまざまな集客パターンを準備しておくとよいでしょう。

セミナーの集客方法

続いて、セミナーの集客でおすすめの集客方法を7つご紹介します。
集客は1つに絞って行うのではなく、いくつかの方法を組み合わせることで効果が発揮しやすくなります。セミナーの目的や予算から、相性の良い集客方法を選びましょう。

【集客方法7つ】
  • 方法SNS
  • 方法Web広告
  • 方法プレスリリース
  • 方法ぅ瓮襯泪
  • 方法ゥ札潺福悉元劵汽ぅ
  • 方法Ε謄譽▲
  • 方法DM

方法SNS

SNSを活用した集客は、セミナーを企画する会社や登壇者がSNSで発信して参加者を募る手法です。元々アカウントをフォローしている方は、興味関心が高く、セミナーへの申し込みにつながりやすいため、集客に向いているでしょう。SNSは、X(旧:ツイッター)、Instagram、Facebookなどがあり、それぞれのサービスによって利用している年齢層や機能が異なります。セミナーの目的やターゲット層にあわせて、集客に活用するSNSを選定しましょう。
また、各SNSにはアカウントを分析する機能があるため、PDCA(PDCAとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つのプロセスを繰り返し、業務効率を改善するフレームワークのこと)を回しやすいのも特徴です。

方法Web広告

Web広告は、インターネットで掲載されている有料の広告のことを指します。先述したSNSにも広告を配信する機能があり、これもWeb広告に分類されます。
そのほか、Googleなどの検索エンジンで検索したキーワードと連動して、検索ページに表示される「リスティング広告」というものもあります。これを活用することで、ホームページやランディングページだけではリーチできない層にもアプローチできるでしょう。
Web広告で大切なのは、セミナーのターゲット層を明確にすることです。ターゲット層が少しずれているだけで、広告の効果に大きな差が生じることがあります。そのため、広告の効果を分析し、改善していくこともWeb広告において重要となるでしょう。

方法プレスリリース

プレリリースとは、主に新商品やサービス、イベントなどをメディア向けに発信する公式文書のことです。公式文書としてメディアに掲載されると、より多くの人にセミナーの開催を知ってもらえるだけでなく、専門性や信頼性を訴えるチャンスにもなります。

また、各メディアで取り上げてもらうことで、SNSなどでも反響が得られ、マーケティングに活かせるでしょう。
プレスリリースではセミナーに参加してほしい人に向けて告知するだけでなく、どうすればメディアに取り上げてもらえるかという視点も大事です。ただセミナーの開催を伝えるのではなく、ターゲットを示しどんなベネフィットがあるのか、思わず人に伝えたくなるような工夫をしましょう。

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メールマガジンは、すでに自社のサービスと関わりがあった人のみへの告知となりますが、一人ひとり確実に届けられる方法のため、おすすめです。
メールマガジンは、メッセージを開封されなければ意味がありません。開封率を上げるためには、メールの件名が肝となります。読み手の興味をそそるよう、メリットやベネフィットを分かりやすく伝えましょう。申し込み期間や参加人数を限定するのもおすすめです。「今読まなければ!」と思わせることが大切です。

メールマガジンは、一度文案を作成すれば一斉送信することが可能です。そのため、費用面だけでなく時間の面でもコストが抑えられます。また、メッセージの開封率やWebサイトへの流入などの効果もわかりやすいため、改善を繰り返しながら運用しましょう。

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セミナーの集客に特化した専用サイトを活用するのもよいでしょう。
商品やサービスに興味があるというよりも、セミナーに参加したい人が利用しているため、新規顧客を獲得できるチャンスです。「ITサービス」や「経営者・起業家」といったようにターゲットがある程度絞られているサイトもあります。セミナーの内容や予算などを考慮し活用するサイトを選ぶとよいでしょう。

セミナー集客サイトは、無料のサイトも多いです。しかし有料のサイトは、セミナーの申し込み件数やセミナーの受講料金によって変動があるなど、料金体系が複雑なものもあるため、利用と検討する前にしっかり確認しましょう。

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テレアポ(テレフォン・アポイントメント)は、ターゲット層に直接電話をかけて、セミナーの告知をおこなう方法です。テレアポのメリットは、過去のセミナーの参加者や、問い合わせがあった顧客に直接伝えられる点です。また、休眠顧客の掘り起こしなどにも有効でしょう。一方的な発信ではなく会話ができるため、関心を引き出せる可能性があります。
たとえば、今回案内するセミナーに興味がなくても、会話から新たな需要が引き出せるなど、今後のセミナーを展開するうえでヒントにつながる可能性もあります。簡単な疑問に対してもその場で回答できるため、顧客の満足度や信頼性を高められ、参加につながらなくても得られるものが大きいでしょう。

方法DM

DM(ダイレクトメール)は、手紙を郵送しセミナーの案内を個人や企業に直接届ける手法です。こちらも過去の参加者などすでに接点があった人へ対しておこなう集客です。とくに、自社との関係が薄れつつある人に対しておこなうとよいでしょう。確実に受け取ってもらえる方法ではありますが、読まれずそのまま捨てられたり、他の郵便物に埋もれてしまったりするおそれもあります。したがって、特別感や高級感などDMの見た目を他のチラシやDMと差別化するとよいでしょう。また、DMからの申し込みで、セミナー費用の割引や役立つ資料などのノベルティを特典として用意すると、セミナーへの参加を促せます。

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セミナーの集客が失敗する原因

セミナー集客に失敗してしまうのは、集客や資料作成のノウハウ不足など事前準備の甘さが原因です。また、受講者目線を持てていないのも失敗の原因となるでしょう。 ここからは、セミナーの集客で失敗してしまう原因を一つずつ見ていきます。

集客失敗.札潺福爾瞭睛討ターゲットに合っていない

セミナーの内容がターゲットに合っていなければ、いくら集客を頑張っていても結果には結びつきません。
たとえば、起業セミナーの場合、初心者向けといっても、さまざまな段階があります。今から起業のための情報収集をはじめる人と実際に起業しはじめた人とでは、知りたい情報や知識レベルが違います。それをひとくくりにターゲットを初心者としてしまうと、セミナーの内容とターゲットが抱える悩みにズレが生じるため、いくら集客をしても効果はありません。このようなターゲットのミスマッチを防ぐためには、具体的なペルソナ(商品やサービスを利用している詳細なターゲット像のこと)を設定するとよいでしょう。どんな悩みを解決できるセミナーなのかが見えてくるため、集客すべきターゲットも明確になるはずです。

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セミナーの集客は、ただ開催を告知すればいいというわけではありません。ターゲットを選定し、具体的なペルソナに落とし込むところからはじまります。しかし、誰のためのセミナーなのかを明確にしないままSNSでいきなり告知したり、告知用のランディングページを作ったり、間違った努力を重ね集客に苦戦してしまうケースも多いです。
セミナー集客は、戦略立てておこなわなければなりません。集客に自信がないのであれば、思い切って集客代行サービスを活用するのもおすすめです。さまざまな提案をしてもらえるので、集客のノウハウも蓄積できるでしょう。

集客失敗1つの集客方法に固執している

1つの集客に頼りすぎてしまうとその界隈でしか集客ができないため、早い段階で頭打ちになってしまうことがあります。たとえば、無料で手軽に使えるSNSは拡散性があるため、集客の要として活用している人も多いでしょう。しかし、集客できるのはそのSNSを利用している人だけです。
SNSを利用していない見込み客にも、セミナー開催の告知を届けられるようにするためにも、集客方法は一つに絞らず、2~3通りの方法を組み合わせるとよいでしょう。SNSを軸にするのであればWeb広告を出稿したり、セミナー集客サイトを活用したりすると相乗効果が期待できます。セミナーの内容やターゲットに合わせて、組み合わせる集客方法を選びましょう。

集客失敗ぅ札潺福嫉駑舛僚猗が不足している

セミナーの内容が充実し、受講者の満足度が高くなければ集客に成功したとは言えません。たとえば、事前資料とセミナーの内容に違いがあれば、期待外れと感じた受講者は途中で退席してしまうでしょう。また本来セミナーの理解度を高めるはずの資料の質が低い場合も、受講者の満足度が得られず顧客が離れていってしまいます

セミナーの資料は、まったく同じ内容でもそのセミナーのためだけに作成したり、ブラッシュアップしたり、しっかりと作り込む必要があります。この記事でもセミナー資料の作り方を順序だてて解説しているので、ぜひ資料作りの参考にしてみてください。

よいセミナー資料を作成するために押さえておきたいポイント

よいセミナー資料を作るためには、やみくもに資料作成に取り掛かるのではなく事前準備をすることが大切です。
十分な事前準備を行うことで、クオリティーの高いセミナー資料を作成することができます。
重要なポイントを項目に沿って1つずつお伝えするので、ぜひチェックしてみてください。

ポイント.札潺福爾量榲を確認して明確に意識する

セミナーの資料を作成する際に大切なことは、そのセミナーの目的を確認して明確に意識することです。

セミナーを開催する際には、事前に企画を考えて目的を明確にしているはずです。
具体的には、セミナー参加者の年齢や性別、役職、何に課題感を持っているのかといった内容や、セミナー後にどのような行動につなげて欲しいのかといった内容です。

このセミナーの目的を忘れてしまうと、的外れな内容の資料を作ってしまいかねません。
セミナー資料の根幹となる部分ですので、しっかりと確認するようにしましょう。

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セミナーの目的と同様に、テーマを確認することも重要です。

たとえば「セミナー参加者の営業活動における受注率をアップさせること」が目的であるならば、商談の進め方がテーマになっているかもしれません。

このテーマ設定に沿って一つひとつの具体的な表現を考えていくわけですが、セミナーの目的とテーマに食い違いがないか念のため確認するとよいでしょう。
企画を練っている段階では整合性があると思っていても、少し時間をおいて見直してみると内容がずれている可能性があるからです。

目的とテーマのずれをそのままにして資料を作成すると、デザインや表現自体は優れていたとしても、参加者に違和感を与えてしまうので注意しましょう。

ポイント情報を整理する

目的とテーマを決めたら、セミナーに盛り込むべき情報を整理しましょう。

目的とテーマに沿って集めた情報のなかから本当に必要だと思われるものをピックアップしていきます。
このとき、自分が伝えたいメッセージの根拠を集めるように意識するとよいでしょう。
セミナー受講者が疑問を持つかもしれない点を補足する情報を集めておくと、説得力があるセミナー資料を作れます。

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実際にセミナー資料を作成する際に重要なのが、伝わりやすいデザインを意識することです。
具体的には、次のようなポイントを意識するとよいでしょう。

伝わりやすいセミナー資料のデザインのポイント
  • 1メッセージ1スライドを意識する
  • 読みやすいフォントを選ぶ
  • 配色は3色までに絞る
  • レイアウトの基本ルールを守る
  • 文字数を少なくする
  • あいまいな表現は使わない

これらのポイントを意識して資料作成を進めるだけでも、セミナーの内容が参加者に伝わりやすくなります。

セミナー資料を作成する流れ

ここからは、セミナー資料を作成する際の具体的な流れをみていきます。
まずはこの流れに沿って実際に資料作成を行ってみるとよいでしょう。

ステップ.織ぅ肇襪魴茲瓩

はじめに、セミナーのタイトルを決めましょう。

セミナーのタイトルは、セミナーのテーマとほぼイコールです。
たとえば商談の進め方についてのセミナーであれば、「商談の進め方セミナー」というタイトルが基本となります。

この状態から、参加者にとって魅力的に映るようにアレンジをしていくと内容と一致したよいタイトルを作れるのでおすすめです。
たとえば、「【受注率がアップする!】商談の進め方セミナー」や「営業初心者必見!正しい商談の進め方」など、メリットや対象ユーザーが分かりやすい表現をしてみましょう。

ステップ∩澗里両呂旅柔を考える

次に全体の章の構成を考えましょう。

見出しレベルのトピックをWordやメモ帳に書き出していき、わかりやすい順番に並び替えます。
詳細な表現や具体的に話すことを考える前に全体像を明らかにすることで、自分自身の理解が進み、内容の明晰な、よい資料が作れるでしょう。

事前に入念な情報の整理をしておくと、参加者にとってもわかりやすい資料が作れるので、ぜひ全体の構成を考えてみてください。

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全体の章の構成を考えたあとは、各章の構成を考えましょう。

各章ごとに、根拠となるデータや実例、ノウハウなどの詳細を書き加えて内容を肉付けします。

実際にメモやワードでスライドごとに盛り込む内容を書いてみて、情報の過不足を調整することもおすすめです。

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ここまで完了したら、PowerPointを使って本編のスライドを実際に作成していきましょう。

メモレベルだった内容を具体的な文章やグラフにして、参加者にとってわかりやすい形に整えます。

伝わりやすいセミナー資料のデザインのポイントを思い出しながら作ってみるとよいでしょう。

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スライドが完成したら、最後にリハーサルを行います。
本番と同様の環境で誰かほかの人に見てもらいながら、実際に発表をしてみましょう。

発表をしてみるとスライドの過不足にも気が付きますし、発表へのフィードバックを受けることで自分では気が付かなかった不備もわかります。

内容を修正して、念のため再度リハーサルを行えば準備は万全です。

よいセミナー資料を作るには事前準備が重要

今回はよいセミナー資料を作成する際に意識したいポイントをお伝えしました。

セミナー資料は事前に目的やテーマをじっくり考えたうえで、正しい手順に沿って作れば、十分な品質のものが作れます。
ぜひ、今回の記事を参考に資料作成に取り組んでみてください。

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