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印刷機とコピー機の違いはなに?

更新日:2021/06/30

印刷機とコピー機の違いはなに?"/

印刷機とコピー機、どちらも紙に文字や画像を印刷する機械というイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、この2つ同じ機械に見えて、実際は用途や性能に違いがあります。
今回は、印刷機とコピー機について用途と特徴をまとめました。 ぜひ参考にしてみてください。

印刷機の特徴

印刷機は、名前の通り、印刷に特化した機械です(輪転機とも呼ばれる)。
元になる原稿データを使い、版を作ります(製版)。
この版をインクをつけローラーで押し付けるように紙に移して、複製を作ります。
基本的にこの機能のみしかなく、スキャナーやFAXなどはついていません。

また、用途に合わせて紙の質を柔軟に変えられるのもポイントです。
例えば、セール・バーゲンなどの大多数に告知を行うのであれば、紙を薄めにして大量印刷し、印刷コストを抑えられます。
施設やセミナーで配るなら、他の配布資料と厚みや大きさを揃えたり、逆に他と区別が付きやすいように少し用紙を厚めに設定したりといった工夫も可能です。

印刷機のメリット

製版されたものを高速で複製できるため、大量印刷に向いており、印刷スピードもコピー機より速いです。また耐久性も高く、100万枚以上の印刷に耐えられるものもあり、コピー機よりも比較的長持ちします。

では、このような印刷機のメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。

印刷スピードが速い

印刷機のメリットとして第一に挙げられるのは、そのスピードです。

印刷機とは先にも述べたように、元になるデータから作成した版を用います。インクを版に付けて、それをローラーで押し付ける形で印刷するのが特徴です。これに対して、コピー機はデータを読み取ったうえで、熱を使って転写していきます。つまり、印刷機の場合、いったん版を作ってしまえば、あとはそれに紙を通すだけで簡単に複製が作れるわけです。したがって、印刷スピードはコピー機をはるかに上回ります。

印刷機のスピードがどのぐらい速いかは、もちろん個々の製品による違いはあるものの、1分当たりおよそ150〜200枚の印刷が可能です。1枚ごとに熱によって定着させていくコピー機の場合、1分で印刷できるのは25枚からせいぜい40枚ぐらいですから、この差は明らかでしょう。

たとえば1分で25枚印刷できるコピー機と、200枚印刷できる印刷機なら、印刷機の方が印刷スピードは4倍も上です。コピー機で1時間かかるところを、印刷機ならわずか15分で印刷が完了するわけですから、忙しい現場ほど印刷機のメリットがより感じられるでしょう。大量に印刷する必要があり、毎回印刷のために業務時間が長くなってしまう職場であれば、コピー機から印刷機に替えるだけで業務時間の短縮につながります。わざわざ残業して印刷していた場合も、きちんと定時で帰れるでしょう。

大量印刷ができる

印刷機はコピー機よりも大量印刷ができるのが、もう一つのメリットです。

コピー機の場合、家庭や小規模なオフィスでの使用のために作られているものが多いので、一度に何万枚も印刷するようなケースは想定されていません。一方、印刷機は最初から何千枚、何万枚もの大量印刷を前提として作られています。

もちろん、その気になればコピー機でも大量に印刷することは可能です。しかし、上で見たように、印刷機とコピー機では印刷スピードに大きな差があるため、コピー機で大量に印刷しようと思うと、膨大な時間がかかることになってしまうでしょう。

また、大量に印刷する場合、時間がかかるばかりではなく、機器に負担がかかることにも注意しなければなりません。

印刷機の場合、一般的に100万枚まで部品を交換せずに印刷することができます。コピー機の場合、せいぜいその10分の1です。ということは、単純に比べれば、印刷機の方が10倍の耐久性を備えていることになります。

ですので、大量に印刷する機会が多い場合は、印刷機の方が何かと重宝するでしょう。部品の消耗も少ないため、コストの節約につながります。そもそも大幅に時間を節約できるわけですから、コピー機の場合にかかる人件費なども大幅に削減できるのです。

コピー機と比べると印刷機は高額になりますが、日常的に大量印刷が必要ならすぐに元は取れるでしょう。また、新品は100万円以上して確かに高額ですが、中古品を探せばかなりお得に手に入れることも可能です。それを考えると、初期コスト、ならびにランニングコストともに、大量印刷の場合には印刷機の方がお得であると言えます。

印刷機のデメリット

印刷機は機械自体が大きく、最低でも1mほど設置幅が必要です。また、作業音が大きいといったデメリットがあります。その他にも、製版してインクをつける工程上、ひとつの色を表現できないためカラー印刷には不向きです。用途としては、チラシや説明書、大人数の講義やセミナーの配布資料を印刷することが多いでしょう。

このような印刷機のデメリットについて、しっかり確認しておくべきことをさらに詳述します。

巨大なサイズ

印刷機の最大のデメリットと言ってもよいのが、その巨大なサイズです。もちろん個々の製品によってサイズは違うのですが、少なくとも設置スペースとして1mの幅は必要でしょう。狭小なオフィスに設置するには、向いているとは言い難いです。

大量印刷の頻度が多く、設置するスペースに余裕があるのであれば、印刷機はコピー機よりコストを抑えることもできますし、大いに役立つ存在です。学校や塾など、毎日同じ原稿を大量に印刷するような場所ではしっかり活躍してくれることでしょう。逆に言えば、それ以外のケースでは、印刷機では使いにくいと感じるリスクがあります。

カラーの印刷に向いていない

もう一つ、押さえておかなければならない印刷機のデメリットが、カラーの印刷にはあまり向いていないことです。

印刷機の特徴のところで見たように、印刷機では、まずデータから版を作って、それにインクを付けてローラーによって紙に押し付けていきます。1〜2色ならよいですが、写真のようなフルカラーの印刷は難しいと考えた方がよいでしょう。したがって、カラーの印刷物をコピーする機会が多い現場には、印刷機は向いていません。

コピー機の特徴

コピー機は、1台で様々な機能があり、複合機と呼ばれています。
家庭用のプリンターもここに当てはまります。
複合機と呼ばれるだけあって、コピー機能だけでなく、プリンター機能、スキャナー、FAXなど印刷機にはない機能があります。
印刷機が版を作って複製を作るのに対して、コピー機は原稿を読み取り、トナーを定着させ、転写する機械です。

コピー機のメリット

コピー機は、印刷機が苦手なカラー印刷を得意でイラスト、写真といった原稿の印刷にも向いています。大きさや印刷機に比べ、省スペースで設置可能であり、価格も安いのが魅力です。

各メリットをさらに詳しく見ていきましょう。

便利な複合機

「コピー機」とは言いますが、特徴のところでも見たように、ほとんどの製品はコピー機能だけではなく、スキャナーやFAXなどさまざまな機能を備えています。「コピー機」というとコピーしかできないような印象がありますが、そういうコピー専門の機器は少なくなりました。コピー機とはいえ、実際には複合機と考えた方がよいでしょう。

ともかく、それだけ多くの機能を搭載していながら、コピー機の場合、印刷機と比べてサイズがコンパクトなことが大きなメリットです。少なくとも1m以上の幅がないと設置できない印刷機と違って、コピー機は70cm程度の幅があれば十分です。なかには、卓上に据え置けるぐらいコンパクトなものもあります。スペースに余裕のないオフィスには重宝するでしょう。

フルカラーも得意

コピー機のもう一つのメリットは、印刷機では難しいフルカラーの印刷も簡単にできることです。そのため、カラー写真やイラストなどを印刷する機会が多い場合は、コピー機の方が断然役立ちます。

また、コスト面でも、場合によっては印刷機より優れていることがあります。

確かに同じ原稿を大量に印刷したい場合は、印刷機の方が安上がりです。千単位や万単位で印刷する場合は、1枚あたりのコストが0.1円ぐらいまで安くなることもあります。しかし、一つの原稿にマスターとなる版が一つ必要になる印刷機では、少量の印刷ではかえってコストがかかってしまうのです。

その点、コピー機の場合、1枚ごとに印刷する原稿の種類を変えても、それでコストがかさむことはありません。一度に印刷するのがせいぜい100枚程度で、さまざまな種類の原稿を印刷する必要があるケースでは、コピー機の方がコストパフォーマンスに優れていると感じられるでしょう。

コピー機のデメリット

印刷機と比べ、コピー機は印刷スピードが遅く、大量印刷には時間もかかるほか、あまり大量に刷ると過剰な負荷がかかり、故障してしまう場合があります。しかし最近は、大量印刷の可能な機種も出てきていますので、カラーかつ大量印刷できる機種を探している場合は、お店で相談すると良いでしょう。

念のため、コピー機のデメリットをさらに詳しく確認しておきましょう。

大量印刷に向いていない

コピー機のデメリットは、印刷機ほどの大量印刷に向いていないことです。

ただ、すでに見たように、この場合の大量とは数千枚や数万枚という膨大な量のことです。一般的なオフィスでは、そこまで一度に大量の印刷をする必要はほとんどないのではないでしょうか。数百枚程度の印刷であれば、このデメリットはさほど気にならないでしょう。

耐久性が低い

印刷機と比べると耐久性が低いことも、コピー機のデメリットに数えられます。コピー機は、印刷の頻度が多ければ各部品が消耗するスピードも速いことは知っておかなければなりません。

ただ、この点も上の場合と同様、デメリットに感じられるのは限られたケースです。毎月万単位で印刷するのでない限り、すぐに壊れて使えなくなるという心配はないでしょう。先ほど触れたように、最近では大量印刷に耐えられる製品も増えてきました。

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いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで印刷機とコピー機の違いがご理解いただけたと思います。
どちらも同じ印刷物を作る機械ですが、用途を間違えると、時間がかかったり、印刷物のイメージと違ったりする場合があります。
使った後に後悔しないように、この記事を参考に用途に合った機械を選んでください。

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