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取引先に年賀状を出す際のマナーとは?書き方や文例も併せて紹介
更新日:2022/07/11
日本では年始、お世話になった人や友人へ年賀状を出す文化があります。1年の感謝を伝え、これからも良好な関係を築くのに良い方法です。
ビジネスにおいても、仕事でお世話になった取引先や顧客に、年賀状を書く機会があると思います。しかし年賀状の送り方にマナーや注意点があるのを知っていますか?
「何を書いていいかわからない」
「友人に書く年賀状と同じように書いてはいけないの?」と悩む人もいるでしょう。
本記事では、取引先に年賀状を出す際のマナーや注意点をくわしく解説します。書き方や実際に使える文例も併せて紹介するので、取引先に年賀状を書くときの参考にしてください。
取引先に年賀状をだしたほうがよいのか?
取引先に年賀状を出すべきか迷う時代。メールやSNSが普及している現代において、最近では年賀状を出さないという選択肢をする人や企業もあります。年賀状とは旧年お世話になったことへ感謝を表し、かつ「今年もよろしくお願いします」と伝えるための挨拶状です。年賀状を出すことが当たり前ではない時代だからこそ、出すか出さないかで大きな違いになると言えます。
取引先に年賀状を出すメリットは、2つあります。
- 今よりも親密な関係を築くことができる
- 思いが伝わる年賀状であれば、良い印象が残りビジネスチャンスになる
年賀状を出して損になることはありません。年賀状を出したほうが、次の年の仕事を円滑に取り組むことができ、上記のようなプラス要素を生む可能性があります。取引先には年賀状を出したほうが良いと言えるでしょう。
年賀状を出すメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:
年賀状を出す意味やメリットとは?
取引先に年賀状出す際におさえておきたいマナー
取引先に年賀状を出す際にも、マナーやルールがあります。せっかく年賀状を出しても相手が不快になるような年賀状では、思いが伝わりません。ビジネスにおける年賀状はきちんとマナーをおさえておかないと失礼にあたり、仕事や取引に影響が出ることもあります。ここでは取引先に年賀状を出す際におさえておきたいマナーや注意点は9つです。
- 元旦に届くように投函する
- できれば縦書きにする
- 宛先は略さない
- 敬称は間違えない
- 句読点(、。)は使わない
- 忌み言葉は使わない
- 賀詞は重複しないように
- 手書きで言葉を添える
- 落ち着いた雰囲気のデザインにする
具体的にどのように気をつけるのか、次でくわしく解説します。
元旦に届くように投函する
年賀状は「松の内」(関東・東北・九州などは1月1日〜1月7日まで)(関西は1月1日〜1月15日頃まで)に届くように出すのがルールです。年賀状を元旦に確実に届けるためには、前年の12月25日までに郵便局の窓口に出すか、ポストに投函しなければなりません。余裕をもって期日までに年賀状を投函しましょう。
宛名書きは縦書きにする
ビジネスにおける年賀状の宛名書きは、縦書きが原則。横書きの年賀状は一般的にカジュアルなイメージが強いため、縦書きがベストです。堅くないイメージの取引先や長い英語表記の取引先であれば横書きにすることもありますが、業種によって可否が異なります。横書きにしたいときは、事前に調べておいたほうが良いでしょう。「一二三」など横棒が続いて縦書きでは読みにくい数字の場合、「十」を使って「十二」と書くと読みやすくなります。
宛先は略さない
住所は都道府県や丁目、番、号を省略せずに書きます。 番地は、漢数字を使ってください。数字の「0(ゼロ)」は漢数字である「○」を使用するようにしましょう。アラビア数字の「0」の形とは異なり、円もしくは少し楕円になるように書きます。建物名も、省略せずに全て記載するのがマナーです。
会社名は「株式会社」を「(株)」と省略して書くことは失礼になります。前に「株式会社」がつくのか、後ろにつくのかも確認が必要です。常用外の漢字や旧字体などの間違いは特にしやすいため、書く際によく確認しましょう。
英語表記の会社名は大文字や小文字、スペル間違いに注意することが重要です。会社名の一部が英語表記の会社や、英語表記の部分が短い会社名の場合は、英語を横に倒さず縦書きにしても問題ありません。
英語表記が長い会社名の場合は、英語表記部分だけ横に倒して、縦書きで書くのが良いでしょう。
敬称は間違えないように
取引先へ年賀状を書く場合、会社名や部署名、役職なども書く必要があります。
会社宛なら会社名の後ろに「御中」を使用します。取引先の特定の人に送りたい場合は個人名に「様」をつけ、会社名には「御中」はつけないようにしましょう。
役職を付ける場合は、「部長〇〇様」のように必ず名前の前に書きます。
取引先への年賀状では、送る相手が複数名いる場合、連名で書くと失礼にあたります。個別にそれぞれの名前で出すか、同じ部署なら部署名宛てで出すと良いでしょう。
句読点(、。)を使わない
年賀状では「、」や「。」などの句読点をつけないことがマナーです。
年賀状の文章に句読点をつけることは、おめでたいことに「区切りをつける」ことになってしまい、縁起がよくありません。「区切りなし」という意味も兼ねて句読点で区切らない方が良いとも言われています。文章が長くなる場合は、改行やスペースを使って調整すると良いでしょう。
「!」や「?」などの感嘆符を使わないのもマナーです。
忌み言葉は使わない
忌み言葉とは「終わる」「切る」「失う」「去る」など縁起が悪いとされている言葉を指します。「衰える」「破れる」「倒れる」「枯れる」「滅びる」なども印象の悪い忌み言葉になるので使わないようにしましょう。
忌み言葉を使うとマナーを知らない人と思われる可能性があります。「去年」「失礼」などは年賀状でつい使ってしまいがちな単語なので注意しましょう。
賀詞は重複しないように
賀詞とは、年賀状を書く際に使われる「謹賀新年」などの言葉を指します。
賀詞には「寿」「賀正」「恭賀新春」「明けましておめでとうございます」などのように、漢字1文字の短いものから長い言葉までありますが、同僚や後輩など目下の人には1文字や2文字の短い賀詞を、目上の人や取引先には4文字や文章になった賀詞を使うのがマナーです。
賀詞は、それだけで新年の祝いの意味になるため、賀詞の後に「あけましておめでとうございます」と書くと、祝いの言葉が二重になってしまうので重複しないように気をつけましょう。よくある間違いは、「新年あけましておめでとうございます」です。よく見かけますが、誤った表現の代表例です。
手書きで言葉を添える
最近では、年賀状は両面とも印刷するものが多いですが、それだけでは形式的になってしまい目に留まらず、あまり印象に残らなかったりします。 簡単な短文でも手書きで言葉を添えると、取引先の印象も良いでしょう。
会社の近況報告や前年の感謝の気持ち、新年の抱負などを書くのがおすすめです。相手を思い、その人だけに宛てた手書きのメッセージがあるだけで印象が大きく変わり、気持ちの伝わる年賀状になります。
落ち着いた雰囲気のデザインにする
取引先への年賀状のデザインは、派手なデザインのものは控えましょう。その年の干支の入った落ち着いた色味の年賀状デザインが定番で無難と言えるでしょう。
家族写真がプリントされた年賀状は、プライベートでお付き合いがある場合は問題ありませんが、ビジネスのみのお付き合いの場合や会社宛ての場合は、プライベートの写真を使用した年賀状は避けた方が良いです。
取引先への年賀状の書き方
取引先への年賀状裏面(通信面・絵柄面)の書き方をくわしく解説します。 基本的には以下の6つで構成します。
- �_貉譟�文頭に入れる新年を祝う言葉
- ��旧年のお礼:前年お世話になったことへのお礼の言葉。
- ��今後の支援や指導のお願い:これからの支援や厚情をお願いする言葉
- �だ菠�の繁栄祈願:先方の健康や繁栄を祈る言葉
- �テ�付:「令和●年 元旦」「20●●年 元旦」
- ��差出人:表面に書いていない場合のみ記載
年賀状の体裁としては�_貉讚テ�付��差出人がきちんと書かれていれば、最低限の用件は満たしています。この3つのどれか一つでも欠けていると、年賀状として体裁を欠くことになるので、注意しましょう。
年賀状の書き方については、以下の記事もご覧ください。
関連記事:
年賀状の基本的な書き方|注意すべき表現やマナーを解説
取引先への年賀状で使える文例集
取引先への年賀状で使える文例集を紹介します。少し堅い言い回しに感じるかも知れませんが、失礼のない表現になります。実際に年賀状を書く際の参考にしてください。
- 文例��
謹賀新年
旧年中は格別のご厚情を賜り御礼申し上げます
御社の益々のご繁栄をお祈り申し上げますとともに
今年も変わらぬお力添えのほど 何卒よろしくお願いいたします
- 文例��
謹んで新春のお慶びを申し上げます
昨年は格別のお引き立てにあずかり誠にありがとうございました
貴社ますますのご発展と皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げますとともに
本年もより一層のご愛顧のほど よろしくお願いいたします
- 文例��
謹んで新年のお慶びを申し上げます
旧年中は格別のご愛顧を賜り御礼申し上げます
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます
本年も一層御社のお力になれるよう 社員一同頑張ってまいります
取引先に年賀状を出す際のマナーのまとめ
本記事では、取引先に年賀状を出す際のマナーや注意点をくわしく解説しました。 取引先に年賀状を出す際の以下のマナーや注意点に気をつけてください。
- 元旦に届くように投函する
- できれば縦書きにする
- 宛先は略さない
- 敬称は間違えない
- 句読点(、。)は使わない
- 忌み言葉は使わない
- 賀詞は重複しないように
- 手書きで言葉を添える
- 落ち着いた雰囲気のデザインにする
ビジネスにおいて手元に残る年賀状は誠意を伝えることができ、良好な関係を築くのに良いツールです。相手がもらってうれしい年賀状をぜひ作ってみてください。
プリントダップは自社の印刷工場で最短当日発送も可能です。ぜひご相談ください。
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