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オフセット印刷のメリットとは?大量印刷・高品質印刷が期待できる!

更新日:2021/06/30

オフセット印刷のメリットとは?大量印刷・高品質印刷が期待できる!

大量の印刷物を用意しなければならない中で、最適な印刷方法について気になっていませんでしょうか。
大量に製品を作りたい場合には、オフセット印刷が最適です。

オフセット印刷を利用する際には、近年増加中のオンデマンド印刷と比較した際の利点を整理しておくことが大切でしょう。
そのため今回は、オフセット印刷のメリットを紹介します。
オフセット印刷の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

オフセット印刷とは

オフセット印刷とは、印刷方法の一つの種類であり、さまざまな印刷物の印刷に用いられています。たとえば、本屋さんで見かける一般的な書籍のほとんどがオフセット印刷によって印刷されていると思ってよいでしょう。

多種多様な印刷が可能なオフセット印刷は、カラーの再現度が高く、フルカラーの写真でも元のイメージのまま印刷できるという特徴があります。写真を印刷した時の発色の良さは、オフセット印刷ならではと言ってよいでしょう。そのため、書籍だけでなく、広くビジネスや美術関係でもオフセット印刷は活用されているのです。

そんなオフセット印刷が始まったのは、200年以上前にさかのぼります。1796年、ドイツでリトグラフ(石版印刷)が発明されたことがスタートです。それ以前は、木版による凸版印刷、銅板による凹版印刷が主流でした。ちなみに、これらの印刷技術は、文字通り凹凸のある版を使用してインクを転写します。リトグラフはそれらの手法と違って、平らな凹凸のない版を使うのが大きな特徴です。

その後、19世紀の半ばにイギリスでオフセット印刷の特許が取得され、さらに、20世紀に入るとアメリカで印刷機の改良が進み、すでに今から100年前には現在の印刷機と同じ仕組みで印刷できる機械が発明されたのでした。日本にも、1914年にはすでにオフセット印刷機が入ってきています。

先ほど、オフセット印刷では平らな版を使うと述べましたが、ここにこの印刷手法の大きな特色があります。では、具体的にどうやって印刷するのでしょうか。

まず、印刷するのに必要な版を作ります。この版が原版となって、インクとローラーを使って転写していく仕組みです。さらに具体的に言うと、インクをまず版に載せ、それを直接印刷したい媒体に転写するのではなく、柔らかいローラー(「ブランケット」と言う)にいったん転写してから、印刷したい紙などに転写するようになっています。

直接版から紙にインクを写すのではなく、一度ブランケットを挟むことで、版と紙が離れていることから「オフ」セット印刷というわけです。「セット」の部分は、そのいったんオフの状態にしたインクを、ブランケットから紙に転写する動作を指します。簡単にまとめると、直接版から紙にインクを写すのではなく、間にブランケットというローラーが挟まると覚えておくとよいでしょう。

オフセット印刷のメリット

ここでは、オフセット印刷のメリットを6つに整理して解説します。

同じ画を大量に印刷できる

同じ画を大量に刷るケースでは、オフセット印刷は非常に適しています。
オフセット印刷では製版を行う際に版と紙とが直接触れず、一度使った版を何度でも使用することができるためです。
版の製造には時間がかかりますが、一度作ってしまえば破損してしまわない限り1枚の版を使って同じ品質の製品を何度も作り出すことができます。

大規模ロットの依頼に強い

版を使用して同じ画を何枚も刷ることができるため、大規模ロットの依頼に強いと言えます。
大量に刷ることで、1枚当たりのコストを抑えることが期待できるのです。
特に500〜数千枚と大量に刷る必要があるケースにおいては、オフセット印刷を選んだ方がコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
また、一度平版を作ってしまえば、印刷にかかるスピードは非常に早くなります。

高品質な印刷が期待できる

オフセット印刷はインクをしっかりと紙に密着させて刷ることができるため、出来上がりがとても高品質になります。
小さな文字でもにじんでしまうようなことがないため、細かい表現が求められる写真やイラストなどの印刷物においては、非常に有効だと言えるでしょう。
また、顔料油性インクと呼ばれる固着性の高いインクを使用していることも、出来上がりの品質が高い理由の1つです。

多色塗りに適している

オフセット印刷は多色塗りに適しており、写真やイラストなどにおいて鮮やかな表現やグラデーション表現などをすることが得意です。
特に繊細な線やトーンなどが多用されているデザインであれば、オンデマンド印刷との差を感じられることでしょう。
繊細な表現が求められるケースにおいては、活用してみることをおすすめします。

ふつうのプリンタでは印刷できない大きなサイズの紙にも印刷できる

オフセット印刷では、大きなサイズの用紙にも印刷できるというメリットがあります。

広告など、何かを宣伝・告知するための印刷物を作る場合、その目的を考えてなるべく印刷物が目立つように作る必要があります。カラーやデザイン、また、配布や掲示方法を工夫することによって目立たせることは可能ですが、最も簡単なのは印刷物自体のサイズを大きくすることでしょう。たとえば、壁いっぱいを覆うことのできるような巨大サイズのポスターが印刷できるなら、通常の告知物では得られない注目が得られます。

ところが、一般的なプリンタではそこまで大きなサイズの印刷はできません。家庭用の機械ならせいぜいA3サイズまででしょう。ところが、オフセット印刷で用いられる印刷機は、機械自体が巨大ということもあって、通常では対応できないようなビッグサイズの用紙も扱えるのです。菊全判やA0といった、辺が1mにもなるようなサイズの用紙にも簡単に印刷できます。

このメリットを活かして、オフセット印刷では複数の印刷物を一つにまとめて1枚の大きな印刷物を作ることも可能です。このように、仕様が同じ印刷物が複数ある場合に、それを一つの版に合わせて印刷することを「付け合わせ印刷」と言います。これによってインク、用紙、版の使用量が減らせるため、コスト削減になるばかりか資源の無駄を防ぐこともできるのです。

紙の種類に制限なくさまざまなものに印刷できる

オフセット印刷なら、一般的な種類の用紙以外にも、特殊な用紙、また、紙以外の素材にも印刷可能です。

オフセット印刷に用いられる印刷機は、大きく分類すると輪転機と枝葉機の2種類があります。輪転機は新聞の印刷に用いられるタイプの機械で、高速に印刷できるのが大きな特徴です。ただ、輪転機で印刷できる紙は薄いものが多く、機械の性能にもよるものの、上限の厚さはパンフレット程度の用紙になります。

一方の枝葉機の場合、輪転機と違って、ほとんどどんな種類の紙にも印刷できます。パンフレットよりも分厚い特殊な紙にも印刷できるため、パッケージなどに向いているでしょう。また、印刷できるものは紙だけでなく、たとえば、クリアファイルのようにポリプロピレンやポリエステルといった素材でも、マウスパッドのような柔らかいものでも可能です。

大量に印刷する必要がある場合は輪転機が活躍しますが、最近は機械の性能も上がっており、枝葉機でもかなりの量に対応できるようになっています。つまり、オフセット印刷なら、あらゆるニーズに対応できるのです。

オフセット印刷のデメリットを紹介

大量の印刷を高品質に行ってくれることがオフセット印刷の魅力ですが、一方で注意すべきポイントもあります。注意点を理解せずに依頼をしてしまうと、必要以上に経費がかかってしまう可能性があります。
こちらの記事ではオフセット印刷のデメリットについて解説しています。
印刷の依頼を検討している方は、ぜひとも参考にしてみてください。
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オフセット印刷のメリットを知り、活用しましょう

今回は、オフセット印刷のメリットについて解説してきました。
自社にとってオフセット印刷の選択が合理的か否か、判断する材料となりましたでしょうか?
オフセット印刷は大量に高品質な印刷を行う際に適していますので、自社の目的に応じて活用してみてください。

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